犬編集長とかちんと散歩していると、また飼いたいんだけれど自分の年と考えるとねえ〜、という声を耳にします。撫でさせて、とお願いされることもしばしば。かつて飼っていた愛犬に思いを馳せているのでしょう。ペットロス、ツラいですね。飼い主を癒してくれる「犬の遺言」という詩と出会いました。ペットロスに苦しんでいる方へおくります。
飼い主へおくる詩「犬の遺言状」
「犬の遺言」は、原文が英語です。拙いながら訳してみました。
ぼくに同じことができるなら、お願いしたいことがあるんだ。
もし、身寄りのない友だち(野良犬)がいたら・・・
ぼくの持ち物をあげていいよ。
食器、あったかいベット、やわらかい枕、オモチャ、
そして、ひとり占めしていた膝の上、
やさしく撫でてくれた手、
ぼくの名前を呼んでくれた声、
ぜんぶだよ
ここには、愛がいっぱいあったんだ
だから大好きなあなた(飼い主の名前)にお願いです。
ぼくが死んでも、
「こんなに悲しい気持ちになるなら、二度とペットと暮らしたくない」
なんて言わないで。
その代わり、見つけてください
あなたの心に居場所をもとめている、
あなたの愛を必要としている、
今はまだひとりぼっちの犬を・・・。
そして、ぼくからあなたへ遺せるものがたった一つだけあるんだ。
ぼくの心のなかに、体のなかにある、ありったけの愛を、あなたに。
これがぼくの遺言だよ。
いかがでしたか
この世で平等なものがたった一つだけあります。それは「時の流れ」です。どんな飼い主も逆らうことはできず、いつか必ず愛犬との「別れ」は訪れます。しかし、一緒に過ごした時間が消えることはありません。そして、あなたが与えた愛も愛犬がくれた愛も永遠なのです。
(日々つむ編集部)