いくつになっても始められる生涯スポーツ、水泳。わたし(編集部ライター・みっちー)は46歳からはじめカナヅチから泳げるようになりました。
というわけで、今回はわたしが泳いでいる平泳ぎの動画を元に泳ぎ方のコツを紹介。指摘されて戸惑ったのですが、泳ぎ方が根本的に間違えていたようです。下手な泳ぎ方だからこそ見えてくることもあります。インストラクターのアドバイス付きで、なかなか思い通りに平泳ぎを泳げない方の参考になるとおもいます。
コツその1まさかの足の甲が逆!「あおり足」とは
以前からなんとなく泳げている気になっていた平泳ぎ。結果は、間違いだらけでした。
まずは動画をご覧ください。
太っているのはツッコミどころですが、とりあえずそこは置いておいて・・・。一見、自分でも悪くないかんじがします。しかし、問題は「足」でした。もっと具体的にいうと「足首の使い方」。足を引きつけた際、「足の甲」で蹴っていたのです。
分かりますか?注目は足の甲です。膝を曲げたとき、足の甲をアキレス腱に曲げてから蹴ってますよね。これ、逆なんです。膝を曲げたとき、足の甲を「膝頭」側に曲げます。アキレスは伸びた状態になるんです。ん?どういうこと?ものすごく頭のなかで混乱しました。
はい、これがヘンなクセがついちゃってる人のあるあるパターン。ヘタな経験があると、その固定観念から抜け出せないんです。ここはひとつ、ゼロからやる気持ちで。教えてもらったのが家でも出来る練習法です。やってみました。
コツその2「足の甲」で蹴るクセがついちゃった人の練習法
足の甲で蹴っちゃってる人、意外に多いそうです。これを正しい蹴り方にするのは練習しかありません。ただしい蹴り方で反復練習を重ねるのです。地上でも同じ足の動きがあるというので教えてもらいました。
15秒までが正しい練習法で、16秒くらいから今までやっていた間違った蹴り方になります。
- 片足を横に上げる
- 足の裏で蹴る(外から回り込むイメージも。ローマ字「C」の導線)
- 反対側の足を超えるくらい伸ばす
片足を横に上げたときは手を添えたほうが分かりやすいでしょう。指でくるぶしに触れてください。これが一連の足の動きと同じになるそうです。なんどやっても前に進む感覚になれないわたしは重症ですね。では、クイズ。正しい練習はどちらでしょう?
1↓
2↓
正解はもちろん「1」。
注目は足をひきつけたときの「足の甲」。サッカーでいうトゥーキックになっているのが2です。1のようなサイドキック前のような足のカタチが正解。でもそのままサイドキックではなく、足の裏で蹴りだしたあと、ローマ字「C」のような弧を描く動きになります。つまり動画の1も、蹴りだすときの動作ができていない。ということになりますね。直線的な動き過ぎます。
コツその3上半身の使い方とまとめ
つぎに、上半身。まずは短い動画から。
もちろん腕をのばすときの「けのび」も大事になってきます。けのびの動作がないとタメがなくなり、しっかり水を抱え込むことができなくなります。
3行まとめ
いかがでしたか?
- 足をひきつける
- 足の裏で蹴る
- 回すように伸ばす
膝から下を動かすイメージです。膝から上はむしろ使わないイメージ。
練習は裏切らないのでがんばってください
できないことができるようになることほど、楽しいことはありませんよ〜。
(日々つむ編集部)