カップやきそば、食いたい!って、たまになりません?無性に。炒めない、お湯捨てる系のやつ。じぶん、47ですけど、なります。もう、50、60になっても変わらない気がします。食いたいものは食いたい。なんでしょ、あの魔力。
ちなみに、知ってます?コレ。
懐かしい!と思ったアナタ、道産子ですね。北海道人のソウルフード「やきそば弁当」。通称やき弁。基本、北海道限定なんです。あのマルちゃんでおなじみの東洋水産が発売しています。
久しぶりにゲットしたので、コンビニの定番「ぺヤングやきそば」との違いについて考察してみることにします。
違うんだな、これが。
違いその1ぺヤング?はなから思想が違うのだよ
ぺヤングのやきそばが復活したたときの記事がこちら。
今はもうコンビニでも定着しましたね。
ぺヤングのやきそばと、マルちゃんのやきそば弁当
最大の違いは「スープ」があるかないか。
スープ?
そう、やき弁にはスープがついているんです。
画像の上部、右側がスープの素。
ふりかけが一緒についているので開封する際は注意してください。ふりかけまで切ってしまい、よく粉がこぼれちゃいます。
このスープの素に注ぐのは、ゆで汁!
ジャーーーッ
麺の茹で汁を捨てず、必要な分量を注ぐんです。
子どもながら、心の中でこう思っていました。
このスープ、ぜったいカラダにわるい。
今でも刻まれるマイナスイメージ。でもこのジャンク感がやき弁の魅力。やき弁にとってスープは無くてはならないもの、そうアイデンティティそのものなんです。
なぜなら、スープがなければただの「やきそば」単品。スープがあってこそ、やきそば弁当が「弁当」として成立するのだから。
違いその2説明書きが丁寧すぎる
普通のカップ麺と違い湯切りやスープ、かやくを入れるタイミングなど食べるまでには色々な作業が待っています。
だから、読みづらい。
丁寧に書かれています。でも白地に黄色の文字・・・。47歳、老けた眼が読むことを拒んでいます。
一方、ぺヤングは・・・
読みやすい。読みませんけどね。
手順はほぼ同じです。
問題はスープ。
ゆで汁ではなく、お湯で作るとか仕様変えてませんよね?
同じでした。
150mlが目安とのこと。けっこう少ないですね。
違いその3具が大きい
具、違いました。種類と大きさも。
ぺヤング。
キャベツ?野菜が多めです。
一方、やき弁の具。
野菜少な目、肉多め&大きめです。それにしても、この肉、なんだろう。成分を見ると、どうやら豚肉と鶏肉を混ぜて成型しているようです。
違いその4ふりかけが全然ちがう
ソースを混ぜてみましょう。
ぺヤングです。
具が隅っこに追いやられるあるある。混ぜましょう。ふりかけを投入。
旨そう。なんか色々入ってますね。ザ・ふりかけ。
つづいて、やき弁。
ふりかけ、失敗しました。青のりオンリーっぽいですね。ふりかけというより、青のり。
違いその5速球派技巧派
ふりかけも含めて味はぺヤングのほうが複雑。
一方、やき弁の味はシンプル。濃いめのソース、あおのり、甘い、うまい!と直球勝負です。
だから、これ。
スープが生きてくるんです。
口のなかのソースや青のりを洗い流してくれます。
3行まとめ
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ちょい足しするなら、やっぱりコレ。
目玉焼きに勝るものはありません。今回は焼き加減を失敗しました。
もっと半熟にしてソースを絡めたほうがウンマイのですが・・・。
北海道での売り上げはダントツ。食べたことがない、というぺヤング派のみなさんも一度食べ比べてみてはいかがでしょう。
糖質制限中でもたまには、ね。健康にとって、一番の大敵は「ストレス」ですから。
(日々つむ編集部みっちー)