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人生の優先順位とは?大橋巨泉さん逝く(享年82)誤投与?妻のメッセージ全文と晩年の生き方に学ぶ

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11PMや世界まるごとハウマッチなどの人気番組の司会者だったタレントの大橋巨泉さんが今月12日、なくなっていたことがわかった。享年82。

大橋巨泉さんは東京都出身で、早稲田大学に在学中からジャズの評論を始め、大学を中退後、放送作家としてテレビの世界に入りました。
昭和40年から民放で放送された深夜のワイドショー番組、「11PM」で初めて司会を務め、番組の顔として20年以上にわたって活躍しました。
また、人気クイズ番組やバラエティー番組などの司会にも抜てきされ、じょう舌で機転の効いたコメントや幅広い知識を基にした評論が人気を集めました。
昭和44年には、万年筆のテレビコマーシャルの出演で「ハッパふみふみ」という流行語を生み出したほか、政治的な発言や著書でも注目されました。
平成2年には56歳ですべてのテレビ番組を降板して「セミ・リタイア」を宣言し、ゴルフやジャズなどで余生を楽しみたいと、1年の大半をオーストラリアやカナダなど海外で過ごしていました。

(出典:NHKニュース)
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(画像引用:NHKニュースのスクリーンショット)

妻の寿々子さんのコメント全文も公開されている。

この度は夫・大橋巨泉の逝去に当たり何かとご配慮をいただき、誠に有り難うございました。本来は、私がインタビューをお受けするべきかとは存じますが、結婚以来47年、何処に行くのも、何をするのも一緒でという生活を重ねてきたのでいまだに心落ち着かず、皆様から優しい言葉をかけられるとすぐに涙で声が詰まりお話しできなくなります。そこで失礼な事は重々承知しているのですが、このコメントをインタビューに代えさせていただきたくお願いいたします。

「どうぞ大橋巨泉の闘病生活に“アッパレ!”をあげて下さい」

 皆様方も良くご存知のように夫は自他共に許す“わがまま”と言われ、痛い事やつらい事、待つ事、自分の意に染まない事は“避けて通る”というわがままでした。

 そんな夫が2005年に胃がんを手術、2013年には第4期の中咽頭がんで3度の手術と4回の放射線治療、昨秋には2度の腸閉塞と手術を、そして4月の在宅介護の鎮痛剤の誤投与と続いても、12日までの約11年間の闘病生活を勇敢に戦って来ました。特に4月からの3ヶ月間は死を覚悟し、全てを受け入れ、一言の文句も言わず、痛みも訴えずに、じっと我慢をしてくれました。

 先生からは「死因は“急性呼吸不全”ですが、その原因には、中咽頭がん以来の手術や放射線などの影響も含まれますが、最後に受けたモルヒネ系の鎮痛剤の過剰投与による影響も大きい」と伺いました。もし、一つ愚痴をお許しいただければ、最後の在宅介護の痛み止めの誤投与が無ければと許せない気持ちです。

 病状ですが、5月までは希望を持っていましたが、6月には体力の衰えが見えて、7月に入ると眠っている時間が長くなりました。それでも娘や孫達の見舞いを受けるとニッコリと笑顔を見せていました。その頃には会話をする気力もなく、頷いたり、手を強く握ったり、目元や口元の動きなどで意思を伝えてくれました。

 そして最後は眠ったまま静かに旅立ちました。

 たぶん、若くして亡くなった大好きな母親の迎えを受けての旅立ちだと思います。
それから永六輔さんの訃報は、ショックの大きさを考えて伝えませんでした。
素晴らしい看護スタッフに恵まれて、本人ともども心から感謝をしています。

 そして何度も電話や手紙で励まして下さいました多くのファンの方やご友人と、優しい大橋家の家族たちには改めてお礼を申し上げます。

最後に孫の言葉を添えさせていただきます。
「ジージ、これからはただで何処へでも飛んで行けるね!ニュージーランドでもカナダでも、でもバーバの側にもいないとだめだよ!」

2016年7月20日
大橋寿々子

(出典:オリコンスタイル

気になるのはこの一節。

 先生からは「死因は“急性呼吸不全”ですが、その原因には、中咽頭がん以来の手術や放射線などの影響も含まれますが、最後に受けたモルヒネ系の鎮痛剤の過剰投与による影響も大きい」と伺いました。もし、一つ愚痴をお許しいただければ、最後の在宅介護の痛み止めの誤投与が無ければと許せない気持ちです。

とくに「最後の在宅介護の痛み止めの誤投与が無ければ」が気になる。
「許せない」とまでいうくらいですからよほどのことがあったのだろう。単純に考えれば、痛み止めを間違って服用し激痛を伴う症状が出てしまったのか。家族の苦しむ顔は見たくない。

どうやらその誤投与は4月初旬のことだったようだ。

体力の落ち込みが激しく、3月27日に入院し、いったん4月5日に退院、在宅介護に切りかえたが、容体が悪化し、再び4月11日に緊急入院していた。

(出典:日刊スポーツ
誤投与が容体が悪化する原因となってしまったのか・・・。だとすれば妻の「許せない」という気持ちになるのも無理はない。

巨泉さんの最後のテレビ出演は今年2月4日放送の「徹子の部屋」。テレビ朝日では、きょう(20日)急きょ再放送するという。

人生の優先順位

さて、以下の著書で大橋さんは晩年の人生について、こんな優先順位を提唱している。


1に「健康」、2は「パートナー」、3が「財政」で、4は「趣味」の順。
何をするにも健康があってこそ。病気で入院しては愛犬を散歩させることができない。ごはんを与えることもトイレの世話にできなくなってしまう。このとき、よきパートナー(家族)がいれば立て直すこともできるだろう。人と愛犬の手術費用をまかなう財力は必要で、お金があれば心に余裕も生まれる。趣味は愛犬を責任を持って見送ったあとのためにもあったほうがいい。ペットロスのまま、死んだように生きるなんて愛犬も望んでいないだろう。
年を重ねた犬を飼う夫婦や家族にとっても参考になるのではないだろうか。
興味がでた方は手にとってみてほしい。

永六輔さんにつづくテレビの礎を築いた大物の訃報。
お悔やみ申し上げます。

(日々つむ編集部)









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