iPhone7Plusを予約しました。手にしたらすぐに設定して利用したいと思っているのがオートチャージ付のSuicaです。(※2016年10月13日現在、オートチャージ機能が使えるかどうかもまだわかりませんが・・・)
△お財布機能がないばかりにカードが入れられるカバーを買ってSuicaをつかっていました。アナログでダサいですよね。スマートじゃありません。
△それがこうなるというんですから楽しみしかありません。はよ。
ということで日常が劇的に変わるかもしれないApple Payについて調べてみましたよ。
Apple Payとは?
そもそもApple Payは、iPhoneやApple Watchをつかう非接触型の決済サービスのこと。これまでガラケーでできていた「おサイフケータイ」に近いサービスと考えていいでしょう。
日本でFeliCaに対応したApple Payが使えるようになったのは新機種がこちら
・iPhone 7 Plus
・Apple Watch Series 2
いま、しれっと「FeliCa」というワードを出してしまいましたが、ん?FeliCa?という人がほとんどではないでしょうか。
JR東日本「Suica」や楽天「楽天Edy」、イオン「WAON」などの電子マネーで広く利用されています。
またまた、しれ〜〜〜っと耳慣れない言葉を出しちゃいました。
近距離無線通信方式「NFC」って何よ?
ですよねぇ〜。どんどん説明が袋小路に入っている気がしてきました。もうこうなったらもう一つ難しいワードを出しちゃいましょう。
NFC的にいうと、FeliCaは「Type-F」です。
近距離無線通信方式「NFC」とは?
近距離無線通信方式「NFC」 | ||
日本 | 世界 | |
主流 | Type-F(FeliCa) | Type-A
Type-B |
サービス | Suica 楽天Edy WAON |
イギリス「Oysterカード」(Type-A)など |
決済スピード | 速い | 遅い |
FeliCa対応 | iPhone 7より採用 | 未対応 |
広義には到達距離の短い無線通信を指す。 狭義には近接場型の無線通信(英: Near field radio communication)を指す言葉・訳語として用いられる。 通信エリアは、数センチからおよそ1メートル程度の極短距離である。「 非接触通信」とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
FeliCa搭載の陰にJR東日本の頑張りがあった
iPhoneはこれまでSuicaに対応してこなかった。理由は、ハードウエアとして、非接触ICカードの国際規格である「NFC Type-AおよびB」は搭載していても、FeliCaこと「NFC Type-F」は搭載してこなかったからだ。国内では「FeliCaをあきらめ、他国での標準に移行していくべきだ」という意見もあった。だが、FeliCa最大のユーザーでもあるJR東日本は、あくまで「今の事情」にこだわった。
小縣:日本の、特に都市部でのお客様をさばくには、0.2秒で処理が完了する必要があります。海外には色々な標準がある中でFeliCaにこだわった、というよりも「0.2秒」にこだわった、というべきでしょう。 そのために、指紋認証なしで、タッチで決済できる「エクスプレスカード」設定もアップルに用意していただいたんです。
エクスプレスカードとは、iPhone 7のSuica決済のために、日本でだけ用意された機能である。Apple Payでの決済は、指紋認証機能「Touch ID」に指を置いて、認証してから行うのが基本。だが、1枚のSuicaを「エクスプレスカード」設定すると、そのカードについては、指紋認証を経ることなく決済が行える。
実は、Apple Payはイギリス・ロンドンの地下鉄などで、すでに決済手段として使われており、「タッチで電車に乗る」ことができる。しかし、そこでは必ず指紋認証が必要になり、「0.2秒」では済まない。それでもなんとかなっているのは、日本ほど混雑していないからである。
(出典:NIKKEI STYLE)
というわけで、Suicaが使えるようになったのはJR東日本が頑張っていたおかげだったことがわかりました。なので、Suica以外の電子マネーは今のところ利用できません。例えば、楽天EdyやWAON、PASMOなどは使えないということです。
リサーチ報告
追記:その後、オートチャージ機能付Suicaが使えることがわかりました。
追追記:現在、オートチャージ機能付Suicaを使いまくってます。
(日々つむ編集部)