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【わんこころ】なぜ沢尻エリカの愛犬はおもちゃではなくパンツを隠すのか?何の習性か調べてみた

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うら若き女性の部屋から下着(パンツ)がなくなる、となれば誰もが卑劣な犯罪の匂いを感じるはずだ。被害者は美女として名高い女優の沢尻エリカさん。テレビ番組で事件の概要を打ち明ける彼女に、おもわずわたし(1102tvみっちー)も固唾を飲んで見守らざるをえない。

だれなんだ、彼女をつけぬらう不届き者は・・・

女優の沢尻エリカ(31)が11日放送の日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」2時間スペシャル(火曜後7・00)に出演。プライベートでの秘話を赤裸々告白した。

さんま御殿は初出演。MCの明石家さんま(61)が番組冒頭で、かつて世間を騒がせた「別に…」発言について触れると、沢尻は「(私に対する)イメージのレベルがすごく下がっているんです。ちょっと優しくすると“すごい優しい人だ”と。普通に喋っても“あ、しっかり喋るんだ”って…」と恥ずかしそうに語った。

「実は最近ストレスに感じていること」というトークテーマで、沢尻は「なんか最近、パンツがなくなるんですよ」と大胆告白するとスタジオは騒然。「だんだんパンツが減ってきて“なんでだろう”と思った。犯人を見つけたんですけど…」と語り、共演者が息をのんで沢尻の言葉を待つと「ごめんなさい。(飼い)犬でした」と明かした。

沢尻が「ベッドの裏の隙間に…。大量に(パンツが)あったんです」と話すと、さんまは「下着とかはなあ、飼い主の一番大事ななあ。なんかがついているんだよなあ」と反応し、スタジオの笑いを誘った。

(出典:スポーツニッポン

なーんだというオチ、不届き者は愛犬だった。飼っている室内犬が沢尻さんの下着を密かに収集し溜め込んでいたというのだ。食べ物やおもちゃを隠すというのは犬の習性としてよくあることだと言われている。

“犬編集長”
ぼくは隠さないYO!

そう、その習性は犬によって様々。今回沢尻さんが明かした「事件」からワンコの心を読み解けば、自分の愛犬との距離を縮めるヒントが見えてくるかも?というわけで何の習性からの行動だったのか調べてみた。いかがわしいヒトと純粋すぎるイヌの違いを知っておこう。

なぜ沢尻エリカの愛犬はおもちゃではなくパンツを隠したのか?

沢尻さんの愛犬とは?

まずは愛犬と飼い主(沢尻さん)の基本情報を調べてみた。沢尻エリカさんは1986年(昭61年)4月8日東京都生まれ。ということは、あの沢尻さんも30歳になったことになる。実に感慨ぶかい。

というのも、今を遡ること2007年。映画「クローズド・ノート」の舞台あいさつで、「別に」という言葉とともに不機嫌な態度が一時、彼女のキャラクターをすべて染め尽くしてしまう時代があった。たった一度の心模様で、その後の人生が変わってしまったのである。有名人とは、なんと儚く危ういものであろうか。例えば、野球なら打率3割で評価される基準も、有名人のゴシップには存在しない。世間の目とはゼロか100、白か黒、デッドorアライブなのである。

「別に」以降、さらに22歳離れたハイパーメディアクリエーター高城剛氏との離婚など世間を騒がせつつ、今や連ドラの主人公の常連になるなど女優としての地位を確立していった沢尻さん。日本テレビの4月期の水曜ドラマ「母になる」の一回放送では子供をさらわれた母親を好演。女優として一回り大きくなったことを知らしめてくれた。よくぞ這い上がってきたものだ。

これもひょっとしたら、愛犬のおかげ?という仮説を立てたところ、こんな取材記事を見つけてしまった。

4月になっても部屋やベッドからなかなか抜け出せない「究極の寒がり」。冷え込む夜には、急いで自宅へと駆け込む。玄関に飛んできた愛犬のチワワを抱きかかえてリビングに向かう。

「もっと暖かくしてあげるからね」と愛犬に笑いかけ、部屋にある暖炉に薪を置く。慣れた手つきで火をおこすと少しずつ炎が大きくなり、それとともに穏やかな暖かみが部屋中に広がった。満足そうにソファに身を沈める沢尻。床にはすでにチワワが寝そべっていた。

(出典:スポニチ
なんすか、東京で暖炉!?という羨ましすぎる愛犬ライフ。「もっと暖かくしてあげるからね」という文言に暖炉がなくても暖かい環境であることがわかる。沢尻さんの愛犬はチワワ。寝そべっているチワワ。ソファに身を沈める飼い主のそばじゃなくて、暖炉のそばに寝そべるチワワ。

飼い主(沢尻さん)がヒエラルキーの一番なんだなあ〜という描写が続く。さらに・・・。

冬の間は家の中でささやかな自然を演出するが、夏の声が聞こえ始めると月に1度は必ず、友人たちや愛犬と一緒に日本各地の緑豊かな場所を訪れる。

「普段東京で仕事をしていると忙しくて、スピード感も凄い。でも、自然の中にいると自分が自然体になれる気がするんです」

山登りに、海水浴に、バーベキュー。時には山の中にある露天の温泉を楽しむことも。テントはもちろん自分で張るし、虫を見て「キャッ」となることもない。「傾向でいうと、男の人の方が虫が苦手だったりする気がする」と笑う沢尻は、山の中でほとんど野宿のような状況になっても平気。夜はキャンプファイアをして、大好きな火を見ながらお酒を飲むのが珠玉のひと時だ。

「夏にいっぱい遊ぶために、冬は仕事をしているという感じかな。夏に音楽活動をするTUBEの逆ですね」

普段は暖炉のある住宅で暮らしつつ、月に1度は愛犬のチワワを連れてどこかにでかけているとのこと。ヒトからみれば、沢尻さんの愛犬は幸せすぎるように感じる。

2013年11月の時点では2匹飼っていたようだ。

“沢尻の至福の時間”として愛犬のロングコートチワワの2匹の写真が公開された。

(出典:モデルプレス
2匹ともにロングコートチワワ。今はどうなんだろう。こんな記事も。

「高城氏との離婚後、レゲエファッションのブランドなどを手掛ける30代のデザイナーNAOKIさんと趣味の音楽を通じて出会い、同棲を始め、都内の実家で母親リラさんと3人一緒に暮らしているようです。いわゆる事実婚ですね。

(出典:日刊ゲンダイ

1匹ないし2匹のロングコートチワワと一緒に暖炉のある賃貸に住み、実の母親と事実婚状態の彼氏との3人暮し。沢尻さんは多忙なので母親が愛犬の面倒をみているのかもしれない。たぶん、沢尻さんの愛犬ライフはこんな感じ。

と、ここまでわかってきたところで本題。チワワが沢尻さんの下着を収集することと習性の関係について考えていこう。

犬の習性

犬が下着を収集する・・・それは犬のどんな習性から来ているものなのか?

習性その1群れで行動する

犬は本来、群れで行動する動物。今でも野犬化すれば群れになる。実際、沖縄では野犬の群れが社会問題になっている。

今年に入り、沖縄県国頭(くにがみ)村楚洲や安田、辺土名で野犬が群れで徘徊(はいかい)し、人を取り囲んだり追い掛けたりするなどの被害が出ている。咬傷(こうしょう)被害は確認されていないが、NPO法人どうぶつたちの病院沖縄の長嶺隆理事長は「犬は群れをなすと凶暴化し人を襲う可能性もある」と早急な対策の必要性を指摘している。

(出典:沖縄タイムス
これがイマドキであることに驚かされます。20匹近い群れで行動し、ペットをかみ殺したり、怪我をさせたりといった事故を起こしているというのだ。すばしこくて捕獲ができないでいる現状。犬にしてみれば、生きるためですから必死になるのは当たり前。捨て犬がきっかけだというのだから、ますます胸が痛む。

で、群れで行動することと沢尻さんの下着の関係はあるのか?

ある、らしい。集団で狩りをして食べ物を分け合う野犬たち。当然、そこにはボス=リーダーがいて、それに従うその他大勢=部下たちがいる。飼い犬が野生化しても同じことが起こりえるのだ。

サバイバル 1巻
さいとう・たかを先生の漫画「サバイバル」でも、愛犬が野生化する様子がリアルに再現されていた。主人公が野生化し群れのリーダーになった愛犬に襲われかける。しかし、最後の最後に飼い犬時代の記憶を呼び覚まし・・・という泣けるエピソード。(たぶん、そうだったと記憶)

集団で狩りに成功したあと、その食料はリーダーから食べることになり序列が下になればなるほど少なく貴重なものになる。いつもより多めに手に入ったときは?そう、食べ物を埋めて隠すしかない。隠さないと盗まれるしかない。その名残りのしぐさは、室内犬でもよくみかける光景だ。


掘るしぐさをするのは、眠いときや機嫌が悪いとき、食べ物を隠すとき。また、おもちゃなど大切なものを隠すときにも見られる行動。そう、沢尻さんの愛犬も飼い主の匂いがうつった下着=宝物を隠していたと考えられるのだ。

習性その2テリトリー

犬はテリトリーの意識が強く、もし自分のテリトリーに敵=ほかの動物が侵入してきた場合は容赦なく威嚇・攻撃して追い払おうとする。
その名残り犬編集長にも。


テレビを「窓」と思いこみ、外敵が侵入してきたと判断し容赦なく威嚇をしかける。めざましテレビの「きょうのわんこ」は、コーナー音楽が鳴っただけですっ飛んでくる。

“犬編集長”
まーた来やがったかー、おいらのテリトリーに勝手に入ってくんなワンワンワン!

このように飼い犬になっても、習性はしっかり残っています。テリトリーへの侵入者には最大限の警戒をする一方、テリトリー内のパトロールも怠りません。常に安住できる環境を整えるために、居眠りスペースも満遍なく巡回します。飼い主に背中を向けて寝るのも安心したいから。背後は飼い主に任せて少しでも警戒する範囲を減らしたいのです。

沢尻さんの愛犬が下着を隠すのとテリトリーの関係は・・・あります、たぶん。

寝ているときや留守番しているときも、ワンコは常に不安やストレスと隣り合わせ。安心しかないはずの室内でも、物音がすればバッと起きることがありますよね?外で犬が吠えていてもよく反応します。いつなんどき、敵が侵入してくるかもしれないという緊張感が習性として常にあるのです。

“犬編集長”
ぼくと暮してそう思ったらしいYO

あテリトリー内は、できる限り安心できる状況を作りたい。そのために、最強の味方である飼い主の存在はとても大きい。しかし、その飼い主が留守がちだったら・・・。安心できる飼い主との繋がり=匂いを求めて下着を集めておく行為はあり得るはずだ。

習性その3マーキング

テリトリーは、室内だけではない。散歩中でもテリトリーを主張してマーキングをする。驚いたのは、犬編集長は去勢したので片足を上げてマーキングしない、と聞いていたのだが3歳頃から数回に1回は片足を上げてするようになった。去勢という人工的な行為より「本能」が呼び覚まされた、とした思えなかった。

ま、これは沢尻さんの愛犬が下着を隠す習性とはあまり関係ないと思われる。

以上の習性から、沢尻さんの愛犬が下着を隠す理由を推察してみた。

下着を隠すのは沢尻さんが多忙だから?

主な手かがりをまとめておこう。

・沢尻さんは母親と恋人、チワワ(1、2匹)と暮している
・沢尻さんは連ドラの主演を務めるなど忙しい
・チワワの面倒は沢尻さんの母親がしている可能性が高い
・犬は食べ物や宝物を隠す習性がある

こうした状況をふまえ、チワワの気持ちを代弁してみたい。

チワワのきもち

 最初に言っておくと、わたし(ぼく)は飼い主さん(沢尻さん)が「すべて」だから。帰ってきたらいつも抱きしめてくれる、月ごとに旅行にも連れてってくれる、なんてサイコーすぎる。

けど・・・。

 飼い主さんはトップ女優なので多忙な日々を送っているんだよね。だから、ぼくが留守に預かることも多いんだ。何日も帰ってこないこともある。当然、不安だよ。むしろ不安しかないよ。寂しいし不安だし泣きたくもなる。本音をいうと、旅行よりいつも一緒にいてくれるだけでいいんだよ。飼い主さん(沢尻さん)の匂いが恋しい。いつも匂いや気配を感じて寝ていたい。

それが、夢。

あれ?これ(下着)、飼い主さんの匂いだ。さみしいときはこれを嗅いでいるとなんだか安心するぞ。あ、まだある。これも集めておこうっと。あ、まだあった。これ(下着)もゲットだぜ。あーそれにしても飼い主さん、きょうも帰りが遅いなあ。早く帰ってこないかなあ。さみしいなあ。これ(下着)の匂いを嗅いでさみしいの紛らせるしかない。ひらすら、むなしい。あー飼い主さーん、寂しいからはやく帰ってきて〜

というわけで、下着は沢尻さんの代わり。

沢尻さんと一緒にいる時間が少ないことが下着を隠す習性につながっているとみられる。
とくに、チワワのような小型犬は飼い主は絶対的な存在。同じようにモノを隠すワンコがいたら、留守がちだったり、一緒にいる時間が少なかったり、寂しくさせていないか今一度愛犬との過ごし方を見直してもいいかもしれない。

“犬編集長”
飼い主さんの匂いがついた服は大好きで引っ張り出していつもお昼寝の寝床にしてるYO!

やめてください。

(日々つむ編集部)






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