東京・信濃町にある最強のタイカレー専門店「メーヤウ」。今回はテイクアウトで豆腐そうめん風の組み合わせを試してみました。2日食べないと禁断症状で手が震えだすという中毒患者が通い詰める日本風のタイカレー。わたしもその仲間です。はたして、結果は・・・
タイカレー&豆腐そうめん風×信濃町「メーヤウ」
その1メーヤウとは?某大学病院の医師(中毒患者)が通院する店
タイカレーのメーヤウは、信濃町以外にも数店舗あります。が、本家はココ。他店舗とは一切関係ありません、なる張り紙がはってあります。なんかあったんでしょうね。個人的には、メーヤウといえば信濃町です。毎日食べないと気が済まない「中毒患者」も多く、そのなかには慶應大学病院の関係者も。でかい声で話しているのですぐわかります。ランチタイムは100%行列。休憩時間がないので午後3時以降がおすすめです。
店で食べるとこんなかんじ。
ごはんは「準備を整えた後」になります。どういうことかというと・・・
ルーがシャバシャバなので、まずはごはんで土手を作るのです。
真ん中にルーを入れて食べていく…そうすることでご飯に効率よくルーを絡ませながらいただくことができます。おいしくて、ルーは1滴でもムダにしたくないんですよ。この気持ち、食べたらわかります。
その2甘口辛口大辛のルーのみをテイクアウトする
駅から行く場合は、信濃町駅を出て慶應病院を左手にみながら四谷三丁目方面へ。
5分ほどで着きます。看板が目印。
今回はテイクアウトなので事前に電話注文。
甘口と辛口と大辛を、それぞれ大盛りルーのみを頼んでおきました。隣に4台駐車できるスペースと駅方面に大きめの駐車場があります。某宗教施設が立ち並ぶエリアなので日によっては満車でウロウロすることもあります。
テイクアウトはしっかり包装してくれます。
でもけっこうな確率で漏れます。仕様です。
車だと、さらに確率はアップします。ワンコの毛につくことがないよう安全運転を心がけましょう。、
今回はセーフでした。
その3水切りをしっかりする
戻ってきました。
用意したのは、今やどこのコンビニでも売っている「とうふそうめん風」。タイカレーは糖質が低いという理由で試しただけなのでいや、血糖値に問題のない方は断然ごはんで食べてください。
今回はこの組み合わせで勝負します。とうふそうめん風は様々な味付けがありますがどれでもOK。タレはもちろんカレーなので使いません。
とにかく水気をしっかり切るのがコツ。少しでも水気を残してしまうとカレーの味がぼやけてしまいます。最低限、ザルにあけて1時間は置くくらいはやっておきましょう。
その4甘口、辛口、大辛は別物です
さあ、いよいよテイクアウトしたカレーをつけ麺風にいただきます。ふつう辛味をアップする場合、香辛料を増やすお店がほとんどですがメーヤウは違います。
(※電子レンジで温めるため、容器を入れ替えています)
これは甘口。
ココナツミルクがよく効いています。スタッフゆうきちはいつもコレ。辛口を食べたい日もありますが結局「浮気できないのよね」と中毒ぶりがわかるコメント。
具は、豚肉、竹の子、大根、ゆで卵、そしてカボチャが入っています。俗にいう「グリーンカレー」ですね。
辛口です。
鶏肉、竹の子、大根、ゆで卵が入っています。
店でいただくときは、これに大辛に入っている「骨付き鶏肉」をトッピングすることが多いです。
こんなかんじで別皿でくれます。
具はけっこうボリューミー。
小さく切ってあるので食べやすいです。世間的には「レッドタイカレー」になりますね。
そして、大辛です。
写真は骨付き鶏肉。
じゃがいも。
ゆで卵が半分。具はシンプルです。
火曜サプライズで少量のルーだけ食べてましたが辛いかどうかだけの編集をしてましたね。チキン、卵、じゃがいもと一緒に食べこその大辛です。常連のカンニング竹山さんも激怒するレベル。好きなお店をこういう扱いをされるのは心からガッカリします。テレビを作る側の仕事もしているので最低限のリスペクトは絶対に忘れてはいけないと自分への戒めにしたいと思います。
ちなみに、大辛はもっとも中毒患者が多いメニュー。なぜか勝負感覚になり、完食後は汗をぬぐいながら征服感と満足感に酔いしれる…これが中毒患者の特徴になります。
セットでそば小を頼むのも定番です。さっぱりしてておいしいですよ、そば。汁物ですがテイクアウトもできます♪
このように具も味も異なるのがメーヤウのカレー。
それぞれ別物です。わたしはスタッフゆうきちと違って甘口は食べたいとおもいながら店で注文したことは一度もありません。これが「中毒」のこわさ。
「きょうは辛口に浮気しようかな」
一度でも「浮気」という言葉を使ったことがあるなら、あなたは立派なメーヤウ中毒患者です。
その5糖質をはかってみる
30秒でわかるコレ。
いつも持ち歩いています。赤ワインの糖をチェックするときなどに使えます。種類によってぜんぜん違いますからね。
結果は・・・
結果は、多めに検出の色よりちょっとうすいくらい。
ん~、思ったより入ってますが仕方がありません。ふつうのカレーならすぐ濃い緑になりますからね。ごはんを食べないのでヨシとしましょう。
その6激闘!大辛メーヤウ
それではいよいよ実食です。
んまい!水気をしっかり切ったことによって、味がぼけません。大辛のルーを麺がまとってくれます。でもいかんせん、細い。これなら平打ちの糖質0g麺のほうがルーをまとってくれたかも。食べすすめていくうちにガツンとくる衝撃がなく物足りなさを感じます。スープパスタのように、ルーを大き目のスプーンですくって、麺と一緒に食べてもいいかもしれません。
次の作戦を決行します。
別売りの唐辛子を投入。大と小があります。季節によって「赤色」の唐辛子があります。両方のときも。テイクアウトはほぼ緑ですね。
エイヤッ!
辛旨ッ!
この唐辛子いいですよ。まちがいなく残ってしまうのでチャーハンに入れたり、冷やっこの薬味に使ったり使い勝手があります。
でも翌朝の厠が・・知ったこっちゃありません。
つけめん風よりは、しっかり温めてにゅうめん風もありですね。
その7ダイエットとグルメの最強コラボ
結局、ルーが残ってしまいました。いや、いいんですコレで。ここでやめておけば、糖質制限どころかダイエットとしても合格です。満足感もあります。とはいえ・・・
やっぱりごはんのほうが合います。糖質制限をしている人にとっては、血糖値の上昇をそこそこに留められるので合格点ではないかとおもいます。信濃町のメーヤウはタイカレーを日本人向けに改良したなかでは唯一無二、最強のグルメだとおもいます。食べたことがない人はぜひ!ただし、中毒患者になっても自己責任でひとつ。
ごっちゃんでした♪
営業時間: 月~金11:30~20:30(L.o20:00) 土11:30~19:00
休日: 日・祝日 (年末年始、お盆期間けっこう休みます)
最寄駅 JR信濃町駅 徒歩5分
電話 03-3355-0280
(日々つむ編集部みっちー)