キレイに痩せたい。ダイエットをしているほとんどの人が願うことではないだろうか。わたし(日々つむ編集部みっちー)もその一人だ。
108キロから88キロまでダイエットできた。道半ばだが。しかし…

寄る年波には勝てぬ。シミやくすみ、抜け毛も増えた気がする。
そんな悩みを一気に解消するかもしれない、と話題の「腸内フローラ」をご存知だろうか。ダイエットだけでなく美容や健康にも大事な役割を担っているらしいのだ。基本をおさえておくので菌活に役立ててほしい。
そもそも「フローラ」とは?
まずは、クイズ。
Q.フローラとは何のこと?
- 体内に住む細菌
- 体内に住む乳酸菌
- 体内に住む香り(フローラル)
- 体内に住む妖精
- 体内に住むちっこいおじさん
正解は、1。人間の体にはたくさんの細菌が住んでいて「常在菌」と呼ばれている。その数は数百兆個にもなる。この常在菌の集まりが「フローラ」。悪い細菌・病原菌から体を守ってくれる役割を果たす。なかでも大腸の「腸内フローラ」がいま注目されている。健康の維持に大きく関わっていることが研究で明らかになっているのだ。
腸内フローラのチカラ
では、腸内細菌を整えるとどうなるのか。病気を防ぐのはもちろん、ダイエットや美肌、便秘にも効果を期待できるという。さらには、なんと糖尿病の改善にも繋がるらしい。NHK「ためしてガッテン」(2015年6月5日)で紹介した「食べて糖尿病大改善 医師も驚がくの最新ワザ」。ワザとはまさに腸内フローラのこと。腸内細菌を増やす食品を先に食べることで。糖尿病が改善するというのだ。腸内フローラ、あなどれない。
腸内細菌を増やす食品は?
では、腸内細菌の集まり=フローラを巨大集団にするためにはどうすればいいのか?力強い仲間になってくれる食材がある。それが、水溶性食物繊維。
- 根菜類〜ごぼう、玉ねぎ、ニンジン、ブロッコリー、ダイコン、かぼちゃなど
- きのこ類全般
- 海藻類〜ひじき、ワカメ、アオサなど
- ネバネバ類〜納豆、オクラ、モロヘイヤなど
- フルーツ〜アボガド、キンカン、キウイなど
100gに換算してランキングすると、ごぼう、キンカン、アボガドの順に水溶性食物繊維が豊富。テレビ朝日「みんなの家庭の医学」(2016.2.9放送)では1日8g以上の摂取を推奨していた。レシピも紹介していたが、意識して食生活を改善しないとムリなレベル。と、諦めるからいつまで経っても変わらない。きのこやわかめ、ひじきなど水溶性食物繊維を使った食材を味噌汁の具にするなど、できることから始めてみる。それが明日の健康や美しさに繋がってくるのではないだろうか。身近なことからコツコツと、である。
(日々つむ編集部)
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