増えなくてもいい。
スローなハゲにしてくれ。(@1102tvみっちー)
そう、ハゲ止まれとはいわない。薄毛の進行は、できうるかぎり、ゆっくりと。せめて、60まで、生え際はつむじより前に生えていてくれれば・・・。ぜいたくな願いだろうか。
そんな薄毛に悩む人たちに朗報が飛び込んできた。こちら。魅惑の記事タイトルをご覧いただきたい。
予防や治療へ(!)いや、まだ油断はできない。これまでにも期待させ、やがて霧散した類似記事が山ほどあったではないか。しかも、記事を読むとちょっと専門的でわかりにくい。なので、信ぴょう性や実現性、何より「時期」に注目しつつ、記事をひも解いていきたい。事と次第によっては、満面の笑みを持って希望の翼を広げようではないか。
薄毛のメカニズムを解明で予防・治療へ
そもそも毛が生えるメカニズムちは
東京医科歯科大学は、加齢に伴う薄毛・脱毛の仕組みを解明したと発表した。その仕組みはこうだ。
毛を生やす小器官…。小器官?どうやら、小器官は毛根ではなく「毛包幹細胞」を指しているらしい。こちらの論文を引用させていただきたい。
画像引用:ライフサイエンス 新着論文レビュー
毛が生えるどうかは、毛穴の奥にいる「毛包幹細胞」にかかっている。毛が生えているうちは眠っていて体力を温存。毛が抜けたら起き出して毛を生やすために働いてくれるというのだ。
毛無げ、もとい健気ではないか。
毛が生えなくなるメカニズム
では、どうして毛が生えなくなってしまうのか。
毛が細くなっていくことは身をもって実感している。産毛のような髪の毛がバスタオルに何本もへばりついている。
なんと、フケ、垢は、毛を作ってくれていた毛包幹細胞の亡骸だった!息絶えるまでに分裂しなくなるので毛包自体がミニチュア化。これが毛が細くなる理由だった。
抜け毛チェックでいちばん大事なこと
つまり、抜け毛の数を心配するよりも、産毛かどうかをチェックすることが大事になってくる。毛が細い=毛をはやす毛包幹細胞がご臨終寸前を意味するのだから。ただし・・・。
毛包幹細胞=モーホーカンがんばれ!
とハゲ増して、もとい励ましても薄毛は進行するばかり。何か手立てはあるのか?
あるらしい。
カギを握る「XVII型コラーゲン」とは?
実は毛包幹細胞の維持に重要な分子があるという。
XVII型コラーゲン?調べたら、XVIIは17のこと。17型コラーゲンを食べればいいのか?なんなら頭皮に塗りこみたい。残念ながら食べても分解されてしまい意味がないらしい。今後、17型コラーゲンを元気にするものが見つかれば予防・治療につながる可能性が高いという。
・・・今後・・・。
残念ながら肝心の17型コラーゲンを元気にする成分やサプリ、食べ物などはまだ見つかっていないとのこと。
リサーチ報告
一日も早い、吉報をまちたい。
(日々つむ編集部)