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【2年で2匹も】なぜ…釈由美子さんの愛犬は急死したのか?死因「アルコール誤飲」から学ぶべきこと

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釈由美子さんの愛犬こころが亡くなった。享年1 …。2日自身の公式ブログで報告した。釈さんは第一子を妊娠しており、幸せの絶頂期に起きたまさか悲劇だった。実は釈さん、愛犬を失ったのは2度目。2年前、生後4か月のさくらが突然死していた。何があったのか。死因の謎を追ってみたい。

死因「日本酒」をなめたこと

釈さんのブログに度々登場していたこころちゃん。その死を報告するブログにはこう記されている。

「私の命よりも大切な愛犬のこころが2月25日の深夜、亡くなりました。主人が晩酌していた日本酒のおちょこに顔を突っ込んで目を離していたすきに、少量なめていたそうです」

つまり、こころちゃんは日本酒を舐めて急性アルコール中毒になったとみられる。アルコールを摂取させていけないのは飼い主なら当然認識している常識。ちょっとの油断が悲劇を生んでしまったことになる。ブログで気になったのは「日本酒のおちょこに顔を突っ込んで」と「少量舐めていた」のくだり。少量で致死量に達するものなのだろうか。

なめる程度で亡くなるのか

日本酒のアルコール度数はだいたい15度か16度。酒税法では22度未満と決まっている。動物病院のサイトにはこう書かれている。

アルコールを5.6ml/kg飲むと、犬や猫にとって致命的な結果になってしまうと言われています。
アルコール度数はお酒の種類によって異なりますが、アルコール度数10%のお酒であれば
体重1kgあたり、約50cc飲ませただけで致死量に値すると言えます。
アルコールは中枢神経に作用し、いわゆる人と同じような酔っぱらった状況になります。
最悪の場合、呼吸回数の低下から昏睡状態に陥り、死んでしまう事もあります。
酔っぱらう姿が面白いから、欲しがるからと、安易に与えるのは非常に危険です。

出典:青葉台犬猫病院
致死量は体重1キロあたりアルコール度数10%で50cc。50ccとはどのくらいの量なのか。本メディアにあるおちょこを出してみた。
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おちょこは2種類用意した。
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大きさはこんな感じ。いわゆるおちょこなら左側をイメージするだろう。
日本酒(水)を入れて測ってみた。
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46グラム。大きなガラスのおちょこは115グラムだった。
もう一度確認しておこう。

致死量は体重1キロあたりアルコール度数10%で50cc。
・体重1キロあたり→こころはチワワなので体重は1キロ台前後
・アルコール度数10%→日本酒15%
・50cc→おちょこ1杯46cc

写真だけでは伝わりづらいかしれないが、おちょこは小さい。
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一見、少量に感じられる。しかし、チワワのこころにとっては大量飲酒だったことになるのだ。「日本酒のおちょこに顔を突っ込んで」と「少量舐めていた」のくだり。これは正確な表現だったと思える。

ちょっとくらい、が命取りになることを釈さんの愛犬に起こった悲劇から学びたい。

(日々つむ編集部)






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