ふと無性にとんかつを食べたくなるときがある。どこでもいいというわけではなく、アノ店のアレにしようと決まっていく。そんなオンリーワンとんかつの名店、芝大門にある「むさしや」に行ってきた。
5つの駅が利用できる
いまやトンカツ激戦区となった浜松町周辺だが、むさしやはランチ激戦区からもちょい外れた場所にある。初めての方は少しだけハードルが高いかもしれない。分かりにくいことはないのだが…
公式サイトの案内がわかりやすいので引用させていただく。
<浜松町駅ご利用の場合>
北口改札を出て左、貿易センタービルの横手を直進。
東京タワーを目印に直進し、大門交差点の横断歩道で右側の歩道に渡り、再び東京タワーを目指して直進します。
そのまま直進した後、右手にあるりそな銀行で右折。
二つ目の十字路を左折します。
左手前方約100m程先に〈むさしや〉があります。<大門駅ご利用の場合>
A6口から地上に上がります。
地上に上がりましたら、東京タワーを目印に直進。
そのまま直進した後、右手にあるりそな銀行で右折。
二つ目の十字路を左折します。
左手前方約100m程先に〈むさしや〉があります。<御成門駅ご利用の場合>
A3口から地上に上がります。
地上に上がりましたら、目の前にある御成門交差点を右折。
右折した後、少し歩くと愛宕警察前交差点がありますので、そこでまた右折します。
右手前方に見えてくる芝パークホテルを目指し、二つ目の信号手前の角を左折。
右手前方15m程先に〈むさしや〉があります。
(出典:むさしや公式)
さらに、新橋駅や汐留駅からでも行ける。なかなか雰囲気のある街なので迷うことも楽しむ気持ちで向かってほしい。
入店前から「始まっている」
このアングルは御成門駅方面からの場合。浜松町や大門駅なら画面左からになる。
ランチタイムのメニュー。平牧パーク三元豚を使用。極上ロースかつ定食とカツカレーは限定メニューに成っている。この日、カツカレーは早い時間に品切れになっていた。ただ、カレールー(350円)を注文できるので折り合いをつけてほしい。ご飯とキャベツはおかわり自由だ。
極上ロースかつ定食、の前に・・・
ランチタイムは「カウンターの奥からどうぞ」と言われる。先客の隣に座る。
メニューを見ると裏面は英語表記だった。海外からの客人も増えているようだ。
上ロースかつ定食 1,650円
ロースかつ定食 1,350円
ひれかつ定食 1,450円
かつカレー 1,050円限定品
特製カレールー(かつご注文の方のみ) 350円
今回の注文は極上ロースかつ定食(2350円)。
あれ?
いつ頼んだっけ?
ん?
だれが注いでくれたの?・・・仕方なく頂くことにした。
じゅわっと広がる脂の甘み
極上ロースかつに限って、衣をつける前に赤身の肉を見せてくれる。写真は遠慮した。
アンジャッシュの渡部建さんが撮っていたので引用させていただく。
(引用した画像:渡部建のわたべ歩き)
脂身♪これがこうなる。
やっと会えたね。
極上ロースかつ定食。塩も一緒に卓上に運ばれてくる。
キャベツの千切りは太め。おかわりするときは皿を渡すのがルール。
ソースは甘口と辛口の2種類ある。でも、極上ロースかつに限り、塩もオススメ。とのことでまずは塩でいただく。
きめ細やかな肉の繊維から肉の脂がじゅわっ。その甘みを塩がいっそう引き立てている。口の中いっぱいに広がる旨味の小宇宙。自然と目を閉じてしまうほどの至福。じゅわじゅわ。噛み締める。
あとはソースも楽しみつつ。
このあたりまでは、ビールのつまみ。ここからシフトチェンジ。
最後の一切れはソースたっぷり。
これで・・
ごはん少なめをやっつける。で、完食。お茶を飲みながら店の喧騒を愉しむ。オススメは絶対カウンター。揚げる音、「ママよろしく」てきぱきした夫婦のやり取り、そして接客。すべてが心地いい。客はほとんどサラリーマン。回転も早くて客も店の雰囲気を作っている。
まとめ
人気店なのに、立地のせいかそれほど混んでいない店「むさしや」。近くのサラリーマンなら週に1度は来るのに…。のに!と悔しがりたくなるほど今回もまた堪能させていただいた。
ごちそうさま!
・おじゃましたお店
住所 東京都港区芝大門1-11-3 大鐡マンション1F
営業時間11:30 ~ 14:00
17:30~22:00
(揚げ物ラストオーダー 20:45)
定休日 日曜日・祝日(土曜日は
ランチのみ営業)
TEL 03-3436-6348
公式サイトはこちら。揚げる、切る、ソースをかける・・の動画が見られるので店に向かう電車内でシャドーとんかつしてから向かってみてはいかがだろうか。
とんかつの美味しい、は音から始まるのかもしれない。
(日々つむ編集部)