47歳にして初めて「薔薇」を書けるようになりました(@1102tvみっちー)。テレビ東京「○○式って効くの?」という光速で打ち切りになった番組を見て半信半疑で試してみたら、まさかのクリア。いまどきパソコンやスマホだし一生書くことも覚えることもあるまいと思っていましたが、おぼえてみるとやっぱり嬉しいものですね。書けるようになるまでに要した時間は1分ちょっと。しかも一度覚えたら「一生」忘れない、というのですが・・・。おぼえてから3週間、試しに書いてみましょう。
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答え合わせ↓
薔薇
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忘れることなく書くことができました♪ 物忘れのひどい47歳がなぜ「薔薇」の字を書けるようになったのか。覚えるまでの過程をテキストで再現してみることにします。誰でも、絶対に覚えられますよ。
その1「薔薇」を一回だけ書いてみる
紙とペンを用意してください。
まずは「薔薇」を1回書いてみます。書くのは1回だけ。それ以上はダメです。
薔薇は植物なので二つの字ともに草かんむりですね。
その2薔薇の「薔」
薔薇の「薔」は、「草かんむり」に「土と人が2つ」そして、「回」るという3つでできています。そのうち覚えるのはこれだけ。
「土に人が2つ」。他は覚えなくてもいいです。
その3薔薇の「薇」
次に薔薇の「薇」を覚えます。「草かんむり」に微笑の「微」に似ている字で構成されていますがちょっと違います。「山」と「π(っぽい字)」の間に「一」が入っています。ちなみに「微」は?
「ー」の下が微妙に違いますね。
覚えるのはこれだけ。
真ん中に線が「一」本です。他は覚えなくてもOK。
以上です。
薔薇を書く上で覚えておくことは、「薔」の「土に人2つ」と「薇」の「一」だけでいいんです。
この○で囲った部分。では、書いてみてください。さあ、騙されたと思って!
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ようこそ薔薇が書ける人の世界へ♪
それにしても、なぜこれだけで書けるようになるのか不思議ですよね。
一回書くだけで一生忘れない理由
このメソッドを考えたのは、津川博義先生です。番組にも出てアンジャッシュの児嶋さんに直接教えていましたが自ら動画でも解説していました。
番組とほぼ同じ内容です。
先生の考えを要約するとこうです。
・繰り返し書いて覚える→瞬間的に忘れてしまうのでやらないほうがいい
・覚えなくてもいいことまで覚えるから頭がパンクしてすべて忘れてしまう
覚えるから忘れる。
・引き出しは一つでいい
・一箇所だけ覚える=一つの引き出し(思い出すきっかけ)になる
・覚えにくいものだけ記憶しておけば、残りの記憶も一緒に出てくる
記憶の極意「覚えないこと」
本来人間の脳は見た瞬間にある程度記憶できている、ので覚えなくてもいいんです。覚えなくてもいいと言われると気が楽になりますね。
「憂鬱」の覚え方
もちろん「薔薇」以外の難しい漢字も覚えられます。
「憂鬱」。
一回書いて覚えるときは、上中下に分けます。
上→「林の中に缶詰が缶」、真ん中→「冖」(「べき」で出てきます。宀冠の上がないヤツ)、下→下の左側は上向きの「コ」の字の中に「※」印、右側は杉の右側です。
で。どこ覚えると思いますか?
ここです。
ユウウツの「鬱」の「ヒ」部分。
逆にカンタンなものほど忘れやすから、というんですが。書いてみました。
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まったく見ずに書くことができました!
同じように「醤油」は、「西に一本線」。「贅沢」は「土と方」の部分だけ覚えます。
おまけ:薔薇を書けたらモテるのか?
文壇きってのモテ男、伊集院静さんが「薔薇」という字が書ける?と夏目雅子さんを口説いた話、有名ですよね。本人が真相を語っています。
テリー 「『薔薇』という字が書けるかい?」って、すらすら書いて口説いたというのは本当なんですか。
伊集院 それはもう全然言ったこともないし、今でも書けない。
テリー あ、あれウソですか。
伊集院 そういうものですよ。マスコミがそういうものを作るんです。
(出典:アサ芸plus)
ウソでした。薔薇の字が書けるようになって真っ先にこれで伊集院静みたいにモテるかも!と思ったんですがそこは調子にのるなよ、ということですね。
さいごに
知らなかったので目からウロコ。感動すら覚えてしまいました。物忘れを防ぐ記憶法もあるというので本を購入。コツの一つは一々声に出して言ってみること。「財布を台所の引き出しにしまった」「鍵をバッグのポケットにいれた」など声に出すことで物忘れが減るそうです。悩んでいる家族に教えてみてはいかがでしょう
「薔薇」の漢字が書けるようになる、それだけでトキメキを感じられるなんて年を取るのも悪くないですね〜。花言葉は色や本数などによって異なるそうですが「情熱」「愛情」「熱烈な恋」などが一般的だそうです。
(日々つむ編集部)
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