コレ美味しい♪と思ったものは愛犬にも食べさせたい。旬を意識しながら、OKなものやNGなものを紹介しています。
今回は、キウイです。
YOじゃなくて「ネ」だYO!
犬はキウイを食べていいの?
犬はキウイを食べても・・・OKです。ただし、フルーツの共通事項ですが種はなるべく取り除いてから与えます。もし食べると消化されずに排泄されます。ま、誤って食べたとしても小粒なので取り立てて気にすることはないでしょう。これも、共通の注意点ですが与えすぎはNG。お腹を壊す原因になります。
旬は?
旬カレンダー | |||||||||||
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
今や1年中出回っていますね。愛媛や和歌山などがおもな産地。輸入モノはニュージーランド産が多く出回っています。産毛がびっしり生えているものがいいものを見分けるコツ。固めで追熟させたいときは常温保存がおすすめ。
栄養は?
おもな成分はこちら。
・ペクチン
・アクチニジン
ビタミンCはレモンに匹敵する量が含まれています。コラーゲンの合成を助けるので、美肌効果や元気のないときに摂りたいですね。黄緑色と黄色いものがありますが、黄緑色の酸味はクエン酸によるもので疲労回復などに効果を期待できます。ペクチンは食物繊維。腸内環境を整えてくれます。さらに、特徴的な物質がタンパク質分解酵素のアクチニジン。
日々つむ編集部で、以前こんな記事を書いています。
>>>【弁当向き】キウイVS味の素「お肉やわらかの素」パサパサの肉が柔らかくなる対決
タンパク質を分解する酵素でお肉が柔らかくなるんです。つまり、タンパク質の消化・吸収を助けるので胃や腸内環境を整えてくれます。普段与えているささみや赤身肉などをキウイに漬けて焼いて与えると普段より柔かく一味違った手作りフードになります。ホント、びっくりするくらい柔らかくなりますから。
与え方や量は?
犬編集長クラス(3.7キロ)で10g程度まで。なるべく種を取りのぞいてから与えます。種?
△ナイフや包丁でまるっと取り除く感じ。種の部分は飼い主が食べればいいだけです。
キウイの食品成分表 | ||||
エネルギー | 水分 | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 |
11kcal | 16.9g | 0.2g | 0g | 2.7g |
(※20gあたりで換算)
注意するポイント
なるべく種を与えないようにします。万が一、口にした場合はそのまま排泄されます。サイズが小さければ小さいほど徹底したほうがいいでしょう。
・なるべく小さな種も取り除く
・与えすぎない
腸を整えたいときは「キウイ」はあり。
犬とキウイ、まとめ
・外皮や種は食べさせてはいけない
・タンパク質分解酵素により整腸作用を期待できる
・おやつに与えるな10g程度
(※量は犬編集長・トイプードル・3.7キロで換算)
(日々つむ編集部)
犬と食べ物について(共通事項)
※犬編集長のトイプードル(3.7キロ)目線なので、犬種やサイズによって量などは異なります。
※犬編集長は1日分の食事量を体重×1.7%で計算しています。だいたい62グラムくらいを1日2回に分けて食べています。2%や2.5%で計算しているワンコもいます。個々の愛犬に合わせて与えるようにしてください。参考までに。
ワンコに与えるときの基本はこちら。
・果物はわざわざ与える必要はありません。飼い主の「ついで」程度です。
・果物は熟したものを。
・酒類はたとえ一滴も絶対NGです