2018年春、愛犬とお花見の季節がやってきました。まだやったことがないという方、楽しいですよ。お酒を飲んだり、ワン友とトークに花を咲かせたり・・。でも楽しい反面「寒過ぎた」「トイレが大行列だった」などマイナスの出来事を経験することもしばしば。
もう花冷えで大変な思いをしたくない、という愛犬家のためにワンコと快適に過ごせるお花見グッズをチョイスしました。数年前から更新している記事を元にアップデートした2018年の最新版です。
愛犬とお花見、ぜひモノの持ち物
まずは基本の持ち物から。
1.敷物
敷物です。お花見に欠かせない持ち物、1位!
一人か二人とワンコならレジャーシート、大所帯ならブルーシート。
口コミが100件以上ある商品です。
敷物を忘れたと気づくのは、場所を確保してさあお花見を始めようというタイミングですので絶望感に包まれます。絶対に持っていきましょう。100円ショップやコンビニにも売ってますが遠すぎる場合があります。ちなみに、わたしたちも絶望したことがあります。
そのまま敷くと底冷えすることがあるので、ダンボールやひざかけ、新聞紙などで保温対策を取りましょう。
断熱効果を期待できるオシャレなレジャーシートもあります。
敷物は快適なお花見を左右しますのでこだわってくださいね。
わんこメモ
ワンコは土や草むらを歩くので多少の汚れは覚悟しましょう。
いつもと違う雰囲気なので落ち着かないかもしれません。いつも使っているお昼寝用のブランケットやタオルケットなどがあれば持参しておくのも手です。
2.新聞紙
お花見の優等生、新聞紙も持参しましょう。忘れた、と思ったらお花見会場に向かう途中のコンビニでスポーツ紙などを手に入れておきます。
食べ物やお酒などの飲み物をこぼした時の掃除アイテムとして、寒い時には服の中に入れて防寒インナーとして、はたまたシートとは別に荷物の置き場コーナーとしても使えます。席取り中ならスポーツ紙を読んで暇つぶしにも。
わんこメモ
いつものお散歩グッズを持っていれば問題ありませんが、新聞紙はトイレシートの代わりになります。突然、ブルーシートの上でくるくる回り始めたら秘技新聞紙でキャッチ!さっと敷けばトイレになります。ワン友と一緒なら他のワンコの粗相も念頭に置きます。食べ物や飲み物があるので、、気持ちの問題も含めてなるべく清潔さを保ちたいものです。トイレットペーパーやティッシュでもかまいませんが。
3.ガムテープ
各自、敷物を持ってくるパターンも多いですよね。その時に活躍するのがガムテープです。
場所取りや風が強いときも活躍。そして意外と活躍してくれるのがゴミ袋の固定用として。買い物でもらったビニール袋で作ったゴミ袋がよく飛んでいる光景を見たことがありますよね。ガムテープがあれば飛ばないように固定しておけます。
4.マジック
場所取りや紙コップに名前を書いておくときに便利です。
コップ、よく間違えるんですよね。特に、夜。
5.ゴミ袋
お花見は後片付けありき。
ゴミが散乱している光景を見るたびに悲しくなります。先ほども紹介したように、ガムテープで固定しておきましょう。ただ買い物でもらったビニール袋だけではゴミを処理しきれません。大きめのゴミ袋を持って行きましょう。
大は小を兼ねる、ですよ。
6.ゴミ袋スタンド
ガムテープだとかっこ悪い。でも、満杯のゴミ袋はコロコロとおむすびのように転がっていきます。
ゴミ袋用のスタンドはどうでしょう。
ま、ガムテープでもいいですね。
ごみ捨て場のないスペースもあります。そもそもゴミは持ち帰るのが基本と肝に銘じておきましょう。
7.ウェットティッシュ
お花見は、汚れがちでこぼれがち。風が強いことも多く食べ物や飲みものをこぼすることもしょっちゅうです。
そんなときに重宝するのがウェットティッシュ。
100円ショップやドラッグストアなどで買っておきましょう。
手拭きや愛犬の汚れふきなどいろいろ使い道があって重宝しますよ。
わんこメモ

△100円ショップなどにもある赤ちゃんのおしりふき用のウェットティッシュ。
8.トイレットペーパー
お花見といえば、心配事のひとつがトイレ。混雑ぶりも半端無いですが、トイレットペーパーがないという悲劇が待っていないとも限りません。万が一に備えてトイレットペーパーを1ロール用意しておきましょう。
他の使い道もあって意外と重宝しますよ。
恥ずかしいときは芯を抜いて潰しておき小さなバッグに入れておくのも手です。大所帯なら男子用、女子用を揃えておくのもアリ。出るものは出るんですから。
事前にトイレの場所もチェックしておくと完璧です。
9.軍手
敷物を設置したり撤収したりする時、ゴミの片付けなどでも使える軍手。手が凍えた時には手袋にもなりますよ。
見た目はちょっとオシャレじゃないかもしれませんが背に腹は代えられません。
おすすめは滑り止め付き。
これなら紙コップも滑りません。
10.カイロ
防寒対策の必需品カイロはいろんなタイプが出回っています。おすすめはお尻に敷く座布団タイプ。
もちろん普通のタイプも重宝します。
足の先も冷たくなります。
ポケットに入れておけば手を温めることができます。
11.ひざ掛け
花冷え対策のブランケットは女性なら必須でしょう。
敷物の項でも書きましたが小さめの座布団があると底冷え対策になります。
超軽量・コンパクトが基本。ショールや巻きスカートなどさまざまな使い方ができます。
12.キャリーカート
買い出しすると、どんどん荷物が増えていきます。指がちぎれそうになりながら花見スポットまで歩いてくる人、よく見かけますよね。
そんな時に使えるアイテムが折りたたみ式のキャリーカート。
かさ張らないので電車移動も楽チンです。
大容量ならこんなタイプもあります。
ひとひとぴっちゃんひとぴっちゃん〜♩ クールですね。
わんこメモ
ペット用のキャリーカートで行く人は歩かせるよりは安心かも。
とにかく人混みのなかを歩かせるのは危険が伴います。酔っ払いも多いですからね。
最初から抱き上げて歩かせないほうがいいかもしれません。
食べ物・飲み物まわりグッズ
数年前から持参しているものがあります。
それはポット。
いくら天気予報が「ポカポカ陽気です」と言おうと信用しません。風がちょっと吹けば、ブルッ。陽が陰れば、ブルブルっ。寒く感じます。そんな時にお湯の出番なんです。
12.保温ポット
そこでポットの出番です。ビールもレモンチューハイもいいけど冷たい。弁当やケータリングも冷めてます。カセットコンロなどNGな火気禁止の公園が多いので重宝するはずです。ちなみに当メディアが毎年楽しんでいる代々木公園も火気禁止です。
ロープ等を張り、場所取りをすること
バーベキューやカセットコンロ等の火気を使用すること
発電機を使用すること
大音量・大音響の楽器演奏やDJ等をすること
テント、テーブル、椅子等を持ち込むこと
樹木へ登ったり、物を付けること
無許可の販売行為等をすること
炭を持ち込んでいる若者のグループを見かけましたがBBQは当然NGです。ちなみに日々つむ編集部のポットです。
お花見に欠かせないサーモスのポットと看板犬の2ショット。お酒ならお湯割!梅を入れても美味しい♩コーンスープや顆粒の甘酒もあったまります。唯一の不満は容量。0.8リットルなのでいつも足りなくなるんですよね。
2リットルなら4人グループでもいけそうです。
12.折りたたみチェア
花冷えはお尻から来ます。折りたたみチェアなら冷えから守ってくれて視界もちょっと広がるので気を配ることができます。
背もたれがないコンパクトサイズならかさばりません。
背もたれ&カップホルダー付きは楽ですが・・・
あだ名が「カントク」になるかもしれません。同席する人たちがこのチェアを持っていったらどう思うか想像を巡らしましょう。
13.食器類(箸と皿、コップなど)
料理を食べる、飲み物をのむ上で欠かせないのが箸と皿、コップなどの食器類です。
食器類リスト
・皿
・コップ
・スプーン
・フォーク
・爪楊枝
・フードパック
・輪ゴム
・小さいビニール袋
・ワインオープナー(ワインを飲む場合)
フードパックと小さいビニール袋は食べ物が余った時に取り分けて持ち帰ることができます。お菓子や乾き物もあるので輪ゴムを忘れずに。
食器類のネックはダンボールや敷物の上に直でおくので安定しないこと。そんな時はこんなグッズがあります。一目惚れしました。
14.これは使える「ワンハンドトレー」
ダンボールなどでこしらえた花見のテーブルって、食べぬくいし飲みにくいし飲み物を倒すしいつの間にか誰かの飲み物に手をつけるし。
そんな時にはコレです。
コレ1枚あれば食べ物も飲み物も箸もオンザテーブルです。
商品の説明
キャンプ、運動会など屋外での食事や立食パーティー時に便利なプレートです。片手で安定して持てる取手があるのでテーブルがなくても食べやすくなってます。紙コップや350ml缶、箸をトレーに収められるので置き場所の少ない屋外での食事に適しています。トレーは重ねられるので、収納・持ち運びに便利です。おかずなど3種類を分けて盛り付けできます。耐熱温度:80度、耐冷温度:-20度。紙トレーを使わず、洗って何度も使用できるのでゴミ削減に役立ちます。
レビューも「大好評でした」「これ便利ですよ」「2セット買いました」「かなりいい!」「満足です」「ホームパーティーやBBQの必需品」といい感じ。
1枚100円ちょっとで買えるこちらのグッズも選択肢になるのでは?使い捨てじゃないのでエコなのもポイントですね。
わんこメモ
わんこが愛想を振りまいたり、他の犬と交流したりしていると飲み物の入ったコップがこぼれるのは覚悟しておいたほうがいいでしょう。液体のそばに貴重品や大事なものは置かない。濡れてもいいものを置くようにします。
15.そのまま食べられるのりカップ
ゴミを少しでも減らしたいなら容器にもなるこんな食べ物はいかがでしょう。
商品説明
今までにありそうでなかった食べられる「のりカップ」国産焼きのりを使用し、おかずをいれたまま食べられる画期的な商品です。食べた後は、ゴミもでませお弁当やお寿司、ホームパーティーにお好みの食材をのせてお楽しみください。国産の海苔をカップしてしまいました。食べて美味しい、作って面白い、見て楽しい。お弁当箱にゴミを残さない、究極のエコお弁当グッズです。
レビューを見ると、ビジュアルの楽しさや食べられるというエンターテイメント性も加わってお花見向きのアイテムです。おかずの入れる容器が食べられるという斬新な発想。考えた人天才?
16.スープジャー
やっぱりあったかいもん食べたい〜。そんな時はスープジャーでしょ。出かける前に加熱して保温容器にセット。数時間後に出来上がっている便利な調理器です。
さりげなく出されたら惚れてまうやろ〜。カップルで一つのスープジャーを飲めば距離が近づくこと間違いなし。ほっこりしますよね。
3,4人ならこんな3リットル大容量タイプもあります。
17.泡好きならビアサーバーでしょ
外でも缶ビールより生ビールが飲みたい。そんなあなたのワガママを叶えてくれるグッズがこちら。
生ビールのような泡が作れるビアサーバーです。乾電池で動くのでお花見でも大丈夫。
愛犬とお花見で気をつけたいこと
花見スポットには大勢の人がいます。その分、様々なリスクがあります。
子供と酔っ払いに注意
子供が近づいてきて何も言わずに抱き上げようとして地面に落とされた、なんてことも聞いたことがあります。とくに、親が目を離し子供だけのときは危険。扱いに慣れてないことも多く、リスク度が上がります。
抱き上げる前に止めるなり、いつもよりリードを短めにするなどしてリスクを回避しましょう。もちろん、親がそばにいて「触っても大丈夫ですか?」などと聞いてくれるときは別です。
子供はそのまま「酔っ払い」にも当てはまります。「かわいい」といいながら集団で寄ってきたら気をつけましょう。
万が一ケガをしても、責任は管理不行き届きだった飼い主の側です。「連れてくるのが悪い」「リードをゆるめるほうが悪い」と言われたら、たしかに落ち度はあるんです。
守ってあげられるのは飼い主しかいません。
犬嫌いもいる
どんなにお行儀のいい子でも、リードは絶対に離さないようにしましょう。
サイズにかかわらず、リードをせず自由に歩き回っているというだけで恐怖を感じる人もいます。
クレームが入れば、そのお花見スポットが犬連れ禁止になる可能性だってあります。
お花見させていただいている、という気持ちを持つことが大切です。
人間の食べ物モンダイ
飼い主の方針次第で、人間の食べ物を少しならと与える派と与えない派に分かれます。
与えない派のワンちゃんに、たとえば塩味の焼き鳥をちょっとだけ食べさせようとしたら?
ダメですよ。塩分が多すぎますし、一味でもついていたらお腹を壊す原因にもなります。
ふだん、ほとんどワンコの世話に関わっていないダンナが何も考えずに与えたり、隣のシートにいる酔っ払いが与えるパターン、落ちている食べ物を食べてしまったケースなど、リスクがいくらでも考えられます。
ワンコと花見、場所のモンダイ
お花見はよく桜の樹の真下が特等席と思いがちですが、愛犬と一緒なら少し離れた場所にしたほうが賢明です。
というのも、桜に人が引き寄せられるように虫も寄ってくるから!
満開を過ぎたあたりから毛虫が落下してきます。代々木公園でもなんど遭遇したことか。
気をつけましょう。
リードを短めに持って離さないなど当たり前のことをすれば大丈夫。
いかがでしたか
様々なハードルがあったとして、愛犬とのお花見は楽しいもの。
思い出に残る素敵な時間を過ごしてくださいね〜。
(日々つむ編集部)