愛犬は1か月に1度必ずカット。トリミング代は年間10万円かかってます。薄毛に悩む48歳のわたしは渋谷のおしゃれな美容院でカット。ただし粘りに粘って3か月に1度。年間2万5千円。4分の1ですね、はい。そんなヘアーカット業界はいま、端境期。美容師はインスタグラムで探す時代らしいです。知ってました? クチコミでも知人の紹介でもなくインスタに美容師さんがアップしているカットモデルの写真を見て「こんな髪型にしたい!」と思ったら電話やネットで予約してお店に行っちゃう、という流れ。ソースは渋谷のヘアサロン(staffゆうきち談)。駆け出し1、2年でも売れっ子になれる時代だというんです。
ポイント1駆け出しでも即人気美容師になれるインスタグラムとは
新人美容師といえば、数年の下積み(シャンプー、カットモデルの声かけ、閉店後の練習など)を経て、一人前になってもお客さんがつくまでは苦労するイメージがあります。でも、そんな時代が終わり。1か月先まで予約で一杯、そんな新人美容師が続々と出現中だというんです。そのツールとなるのが・・・
「インスラグラム(Instagram)」。
写真の共有をメインにしたSNSです。
この無料ツールアプリが、いま美容師にとって最強の武器に。顧客にとっては気に入った美容師に出会えるチャンスとなるんです。インスタは愛犬家にもおなじみですよね。
△stuffゆうきちのインスタグラム。看板犬のとかちさんを中心に様々な写真がアップされています。
△現時点のフォロワーは162人(2017年2月18日)。
ポイント2気に入った美容師に即コンタクト
美容師がやることは、インスタグラムに自分が手掛けたヘアースタイルの写真をアップ、これだけです。それをみた人が気に入れば「同じ髪型にしたい!」「カワイイ!」、そして「この人に切ってもらいたい!」と連絡して予約。そこから「いいね」を通してさらなる輪がどんどん広がっていくというんです。ポイントは写真をみて直観的に気に入ったかどうかだけ。美容師としてのキャリアはまったく関係ありません。
「この髪型カワイイ♪」
その直感だけで新たな顧客がうまれるのです。二人だけで話せる機能もあるので友達にコンタクトを取るように美容師に直接連絡することも可能。知り合いの新人美容師も月に10人単位で新規顧客が増えているといいます。別の店では1か月先まで予約で埋まった駆け出し美容師もいたとか。やったことといえば、インスラグラムに写真をアップしただけですよ?お金は一切かかっていません。アピールすべきは割引券ではなく、インスタグラムにどう写真をのせるか。割引券でいうと「インスラグラムを見た」で10%引きも当たり前になっているそうです。
ポイント3インスタグラムの写真はスマホの仕様で十分
写真というと、カメラの性能とか光の加減とか考えがちですがスマホで十分、事足ります。加工機能も標準装備なのでアプリをダウンロードすればOK。プロのカメラマンに撮影を依頼する必要もありません。
△美容師のみなさん、インスタグラムを利用しない手はないですよ。
インスタグラムをうまく利用すれば、誰にでも人気美容師になれるチャンスが生まれているわけですから。
理容師や美容師だけではありません。世の中に埋もれている画家、漫画家、書道家、陶芸家、手芸家、ジュエリーデザイナもどんどんチャンスをモノにしているそうですよ
インスタで見つけて予約までの流れ
インスタグラムで気に入ったヘアースタイルを見つけたら、たいてい美容院の名前タグが付いているので予約したいとという人は、以下の美容室検索・予約サイトがあります。
予約サイトはこちら。
△安心のホットペーパー系なので気に入った美容師さんがはたらく美容室を調べてみてください。ホットペッパービューティーは日本最大のヘアサロン検索予約サイトなので安心してクリックできます。
ハッシュタグで探そう
インスタグラムで探すときはハッシュタグを活用しましょう。「#原宿美容室」のように「(地名)美容室」や、なりたい髪型、例えば「#ボブ」などから検索します。
・店名 #美容師 #美容室 #ヘアサロン
・地名 #渋谷 #大阪 #札幌 など
・シチュエーション 結婚式 2次会 合コン など
・ヘアスタイル #ヘアアレンジ #ヘアカラー #ヘアセット #ヘアスタイル #ヘアカット #ボブ
インスタでは探しづらいですが、検索予約サイトなら子供OKはもちろん「ぺット連れOK」なども調べることができます。お留守番できなワンちゃんをお持ちの飼い主の方は探してみてください。
まとめ
いかがでしたか?いまやインスタは才能を花咲かせる新たなビジネスツールになっていました。利用者にとってはお気に入りの美容師に会える大チャンス。ワンコも飼い主もおしゃれに♪ 髪型がいまいちしっくりこないという方、インスタきっかけに素敵な出会いがあるかもしれませんよ〜。
(日々つむ編集部)