コレ美味しい♪と思ったものは愛犬にもちょっぴり食べさせたい。旬を意識しながら、OKなものやNGなものを犬編集長目線でメモしています。
今回は、マンゴーです。
・・・マンボーです。
(撮影:staffゆうきち)
犬はマンゴーを食べていいの?
犬はマンゴーを食べても・・・OK、ですが要注意。というのも、「マンゴー」と検索すると「アレルギー」が真っ先に出てきます。マンゴーはウルシ科。かぶれたり、かゆくなったりするアレです。アレルギー持ちはもちろんNG。まだアレルギーが出ていないワンコにも、ちょっと一呼吸おいてから与えるかどうか考えてみてください。アレルギーがあると全身にかゆみや発疹などの症状が出ることがあります。現状、犬編集長には食べさせていません。確率の問題で極力リスクは避けたいからです。与える場合は、皮はむいて果肉の部分のみ。無理して与えることはないと思います。
旬は?
旬カレンダー | |||||||||||
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
マンゴーといえば、南国で育つ太陽の恵み。産地は沖縄県、宮崎県、鹿児島と日本でも温暖な地域でとれます。どげんかせんといかん、の宮崎マンゴーは高級品として知られていますね。
皮の色が赤いものと黄色いものが出回っていますが、国産は赤いアップルマンゴー。黄色いものはフィリピンなどの輸入モノが有名です。追熟させたいときは常温で保存します。
栄養は?
おもな成分はこちら。
・βカロチン
・鉄分
ビタミンCが豊富なので美肌やアンチエイジングに効果を期待できます。抗酸化作用のあるβカロチンは熟せば熟すほど量が増えていきます。葉酸や鉄分も含まれているので貧血気味で悩んでいる子には試してみてもいいかもしれません。
与え方や量は?
犬編集長クラス(3.7キロ)で15g程度まで。とにかく大量に与えないようにしましょう。コップの水があふれるように限界を超えるとアレルギーは発症します。外の皮や種は必ず取りのぞいてから与えます。
マンゴーの食品成分表 | ||||
エネルギー | 水分 | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 |
13kcal | 16.4g | 0.1g | 0g | 3.4g |
(※20gあたりで換算)
注意するポイント
ウルシ科であることを覚えておきます。うるしでかぶれたりかゆくなったりした経験があれば、ワンコにも何しかしらの影響があると考えておくべきです。食べ過ぎて「かゆい」となれば、苦痛以外の何物でもなく、かわいそうです。
・食べ過ぎすぎないこと
・アレルギーのあるワンコは特に注意。かゆくなることがある
ドライマンゴーは、成分が凝縮されるのでNGです。
犬とマンゴー、まとめ
・外皮はむいてから。
・ビタミンCやβカロチンで抗酸化作用がある
・おやつに与えるな15g程度
(※量は犬編集長・トイプードル・3.7キロで換算)
(日々つむ編集部)
犬と食べ物について(共通事項)
※犬編集長のトイプードル(3.7キロ)目線なので、犬種やサイズによって量などは異なります。
※犬編集長は1日分の食事量を体重×1.7%で計算しています。だいたい62グラムくらいを1日2回に分けて食べています。2%や2.5%で計算しているワンコもいます。個々の愛犬に合わせて与えるようにしてください。参考までに。
ワンコに与えるときの基本はこちら。
・果物はわざわざ与える必要はありません。飼い主の「ついで」程度です
・果物は熟したものを。
・酒類はたとえ一滴も絶対NGです