夏の紫外線が肌を容赦なく攻撃する季節。気をつけたいのが黄ぐすみ。
知ってます?
紫外線の影響で、肌が黒く日焼けするのではなく黄色がかった色に変色してしまうのです。
これが、日焼けよりもやっかい。
2017年6月28日放送「あさイチ」の情報を元に、黄ぐすみ対策と正しい日焼け止めクリームの塗り方を覚えましょう。
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黄ぐすみの恐怖
△左側が紫外線A波、いわゆるUV-A。右側が紫外線B波、いわゆるUV-B。
普通の日焼けは右側の紫外線B波。肌の表皮に作用し赤くなったり黒くなったりします。紫外線が表皮にあたってメラニンが作られ黒くなる状態ですね。しかし、表皮は生まれ変わりが早いので4週間ほどではがれおち、元の肌の色に戻ります。
一方、黄ぐすみは紫外線A波。肌の奥にある真皮にも届き、真皮のタンパク質の色が黄色く変色してしまいます。しかも、真皮の生まれ変わりは10年かかるとも言われているとか。
専門家いわく、日焼けと違ってじわじわボディーブローのように効いてくるのが黄ぐすみ。一度できてしまうと簡単には戻せない、とてもやっかいな肌トラブルなんだとか。
黄ぐすみセルフチェック
やり方はカンタン。
日が当たらない二の腕の内側とすっぴんの顔色を比べて、顔の色が黄色がかっていたら黄ぐすみの可能性大。鏡を見るだけで自分でチェックできます。家族などに見てもらうと正しく判断できるかもしれません。
では、どうすれば黄ぐすみを防ぐことができるのか。対策は予防しかありません!
紫外線UV-Aとは?
黄ぐすみの原因は紫外線のA波。老化やシワの原因とされているものです。着々と肌が老化していることになります。
A波を防ぐ日焼け止めクリームはSPFではなく「PA」です。
SPFとPAの違い
(出典:もうシミを作らないぞっ)
A波は真皮にも届くほかに、雲や窓ガラスも通り抜けやすい性質を持っています。つまり家のなかにいても安心してはいけないということです。
正しい日焼け止めクリームの塗り方
△というわけで、パッケージで注目するのは紫外線Aをプロテクトする(防ぐ)という意味の「PA」です。SPFはシミのほう。
「+」が多いほどより強力になります(最大で+は4まで)が、その分かぶれたり乾燥肌になるなどのデメリットも。海水浴などの日差しが強いときのほか、日常使いは「+」が少なめのほうがいいとのこと。これは他番組でも同じことを指摘していました。
使う量
一回に使う量は、500円玉くらい。こんなに、と感じるほどたっぷりめに使わないと効果は激減。使う量が半分だと4分の1まで効果は減ってしまうそうです。
量が半分=効果も半分ではなく、量が半分=4分の1の効果になってしまうということです。
塗り方
クリームを手のひらにまんべんなく広げて塗るのはNG。それでは手のひらを満遍なく塗っていることになります。
500円程度のクリームを手にひらにとったら、もう片方の手の指につけ、ぽんぽんと肌にのせるようにつけていきます。
さらに、目の下や小鼻などは、きつね指にしたときの2本の指できめ細かく。

△人差し指と中指だと、力が入りすぎず細かいところまで手が入りやすいんだとか。これはエステでも使われるテクニック。
15分待つ
優しく塗り終えたら、15分待ちます。
なじむまでの時間です。
まとめ
いかがでしたか?
街の日焼け対策を見ていると、シミの原因となるUV-Bの対策ばかり気にしている人が多い印象を受けます。
黄ぐすみという聞きなれない言葉したが、要はUV-A対策。
UV-A対策を怠ると肌の老化がすすんでいることを意味します。曇りの日や室内にいても影響を受けるUV-A対策にもっと気を配るべきなんです。
室内で日焼け止めクリームを塗るなんてちょっと勘弁という人も多いですよね。べとつきがイヤという人もいます。
黄ぐすみやシミは作りたくない!でも日焼け止めクリームやアームカバーをつけるのも面倒という方は日焼け対策のサプリもありますので活用するのもアリだと思います。
わんこの日焼けは目に注意! 直射日光はもちろんアスファルトの反射でもダメージを受けます。日差しが強い昼間のお散歩は熱中症だけでなく紫外線対策の意味でも避けたほうが無難です。
わんこの目のトラブルは老化で仕方ないという声もありますが、少なからず影響を受けている印象を感じています。素人考えですが・・・。
10年後のすっぴんをあきらめない。紫外線対策は今が大事なことを学びました。
(日々つむ編集部)