コレ美味しい♪と思ったものは愛犬にも食べさせたい。旬を意識しながら、OKなものやNGなものを紹介しています。
今回は、りんごです。
犬はりんごを食べていいの?
犬はりんごを食べても・・・大丈夫です。
犬編集長はいつも食べてます。ペクチン(水溶性食物繊維)が豊富なので整腸作用を期待できます。他の果物に比べて歯ごたえもあるので満足感あるおやつとして便秘気味のワンコにおすすめです。
旬は?
旬カレンダー | |||||||||||
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
りんごといえば青森。年間生産量の半分を占めます。長野や山形、山梨も有名ですよね。旬は秋。晩夏に出回る品種もありますよね。ふじ、王林、紅玉、シナノゴールドなど様々な品種があります。新鮮なものを見分けるコツは軸。しっかりしているものを選びましょう。軸のまわりが赤くなると食べ頃のサインです。
栄養は?
おもな成分はこちら。
・りんご酸
・クエン酸
・アントアシン
・カテキン
・ポリフェノール
りんごは昔から食べられている果実です。旧約聖書のアダムとイブのエピソードにも登場するくらいですからね。体によいと信じられていて、海外ではこんなことわざもあるほど。
1日1個の林檎は医者いらず
水溶性食物繊維のペクチン、不溶性食物繊維のリグニンが含まれていて下痢・便秘いずれの改善にも効果的な整腸作用があるとされています。また、りんごの赤い皮の色素にはアントアシンなので抗酸化作用が老化防止や疲労回復にも。リンゴ酸とクエン酸もまた、抗酸化作用を持ち疲労回復に効果を期待できます。
リンゴは人間なら皮ごと食べるのがいいのですが、ワンコの場合は無農薬や有機ものでなければ皮をむいたほうが無難。体が小さいので産地や作り方にも注意しましょう。
栄養や量は?
犬編集長クラス(3.7キロ)で15〜20g程度まで。有機以外は皮はむいて、軸や種も取ってから、一口サイズにして与えます。大きなかたまりを与えるのは喉に詰まらせるかもしれないので気をつけてくださいね。
バナナの食品成分表 | |||
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 |
11kcal | 0g | 0g | 3.1g |
(※20gあたりで換算)
注意するポイント
量と大きさを気をつければ注意することはありません。大きいと喉に詰まらせる可能性があります。事実、動物病院に運ばれてくる事例も報告されています。チワワなどの超小型犬ならすりおろして与えるのもいいでしょう。低カロリー(20gあたりバナナ17キロカロリー、りんご11キロカロリー)なので、日常のおやつとして最適です。
食物繊維が豊富なので与えすぎるとお腹がゆるくなることがあります。
犬とりんご、まとめ
・整腸作用や疲れ気味のときにおすすめ
・おやつに与えるなら15〜20g程度
(※量は犬編集長・トイプードル・3.7キロで換算)
※犬編集長のトイプードル(3.7キロ)の目線なので、犬種やサイズによって量などは異なります。
(日々つむ編集部)
犬と食べ物について(共通事項)
ワンコに与えるときの基本です。
・果物は熟したものを。
・酒類はたとえ一滴も絶対NGです