新宿南口・新南口界隈がキテますね。新ダンジョンとして名高いNEWoMan(ニュウマン)、バスタ新宿、ミライナタワー、そしてBEAMS JAPANがオープン。当メディアでも数度にわたって訪れユーザー目線の記事を書いてきました。
・【ニュウマン】新宿に新たなダンジョンが誕生したので早速迷ってきた【バスタ新宿】
・【テレビに映っちゃった】新宿南口「BEAMS(ビームス) JAPAN」オープン初日に行ってきた
・【ニュウマン】新宿駅ナカグルメ3選!一目惚れしたイチオシ弁当オススメはコレ♪
△で、素朴な疑問がわいてきたんです。
コレ。
△ニュウマンのエキナカ(駅ナカ)エリアは140円の入場券を払わないと入れません。編集部のある笹塚から京王線で新宿駅、そしていったん改札を出てからエキナカエリアへ。
△ミライナタワー改札。
△140円。エキナカエリアに行くためダケに払いましたよ。まあ、当然といえば当然です。キセル多発しそうですもんね。ただ、なんだか腑に落ちない。駅ナカなんだから新宿駅を利用するなら無料で行けるのでは?という疑問が浮かんできたんです。具体的にいうと京王線と小田急線です。結論からいうと、JR系の利用者はもちろん無料。京王線や小田急線の利用者も条件付きながら無料です。たかが140円、されど140円。歩くのが苦じゃないという方(意味深)は知っておいて損はないですよ。そして、駅構内も「見えない」ダンジョン化が進んでた事実が・・・。シンジュクエキ、オソロシ。
無料その1:JR各線の利用者
確認です。中央線や山手線などのJRを利用して新宿駅に来た場合、エキナカエリアは無料です。
◇エキナカ無料のJR系路線
JR埼京線
JR中央線
JR総武線
JR山手線
JR湘南新宿ライン
京王線
京王新線
小田急線
都営地下鉄新宿線
都営地下鉄大江戸線
丸の内線
赤字がJR系です。
無料その2:京王線・小田急線の利用者
では、京王線と小田急の利用者はどうなんでしょう。
というのも、京王線と小田急線の利用者はJR構内を通りぬけできるからです。当然、エキナカエリアに繋がっていると考えたのです。実際行けたのか?
△行けました。
△チョコタルト、おすすめです。
ただし・・・。
条件があります。そのままブルーボトルコーヒーなどがあるエキソトのニュウマンへは近くの改札を通ることができないんです。
え?どういうこと?
△京王線と小田急線は東口方面へ通り抜けるとはいえ、改札は「中央東口」限定。他の改札は通り抜けできません。知らなかった人もいるのではないでしょうか。試しにやってみたらピンポン!と鳴ってシャットアウトでした。
つまり、京王線や小田急線の利用者が無料でエキナカを利用するには、通り抜け専用からJR系のホームをずーっと歩いてエキナカエリアへ行き、またホームをずーっと戻って、中央東口の改札から出て行くことが必須になります。
こんな感じ。
上の赤いエリアが京王線や小田急線あたり。左の緑エリアがエキナカあたり。イメージが掴めると思います。
エキソトのニュウマンへ行くためには、中央東口の改札を出て1階に上がって外に出てギャップなどのあるビルの通り沿いからまわり込んで行くことになります。
これも新ダンジョンの一つ。新宿駅構内にもダンジョンが出来ていたというのはこういうことです。シンジュク、テゴワイ。
注意!時間制限がある
入場券140円では、2時間の時間制限がありました。京王線や小田急線から中央東口に抜ける際にも時間制限があるはずです。もっと短く、30分くらいかもしれません。制限時間を超えた場合はプラス料金が発生、おそらく入場券分の140円はかかると思われます。新宿のエキナカエリアは東京駅などにに比べてそれほど広くないので大丈夫だと思いますが・・・。
逆パターンはどうなのか?
では、新しくできた新南改札やミライナタワー改札、甲州街道改札から入ってエキナカ、そして京王線や小田急線を利用することは可能なのでしょうか。
残念ながらできません。外に出てから行けと案内されます。スイカやパスモでうっかり入ってしまったらどうなるんでしょうね。哀しいお知らせです。
無料じゃない路線
都営大江戸線、都営地下鉄新宿線、都営地下鉄大江戸線、丸の内線は一度改札を出てしまうので140円を払わずにエキナカを利用できません(たぶん)。
3行まとめ
・かなり歩く
・ただし出口は中央東口限定
いかがでしたか。京王線からかなりの距離を歩いてエキナカエリアにたどり着いた時には、何か後ろめたい気持ちになりました。これまで入場券140円を払ってエキナカエリアを利用していたのに0円で済んだからでしょうね。でも、利用者の目線で考えたら改札を利用できないこと自体がおかしいと思います。新宿駅を利用していることに変わりはないわけで、鉄道会社が違うことなんて利用者は関係ありませんからね。東京オリンピックに向けて変わっていくことを願います。
(日々つむ編集部)