羽鳥慎一モーニングショーで、ネットで気軽に入手できる「輸入やせ薬」で健康被害が出ていると特集していました。「悪魔の」とテロップに出ていて日本人の死亡例もあるそうです。
専門家曰く「危険ドラッグと同じカテゴリー」。
東京や神奈川では服用により4人が死亡。しかし、日本では未承認・無許可ですが個人輸入自体は違法ではなく、服用自体は自己責任との厚労省の見解が紹介されていました。
コワイですね。ダイエット中なので他人事ではありません。何しろ飲むだけで痩せられるんですから夢の薬、と思って購入した方も多いはず。
本当に、夢の薬は悪魔の薬なのか。番組では成分をこのように紹介していました。
・ビザコジル 大腸の動きを促進
・フルオキセチン 抗鬱剤
・あとは成分不明
これは番組の取材分で出た名前。抗がん剤、希少疾病、不活化インフルエンザワクチンなど未承認薬が必要な人もいるので規制は難しいそうです。
番組では輸入元のタイの病院を取材。いったん電話には出たものの回答が得られないまま音信不通になったそうです。
調べてみると、厚生労働省が薬を写真付きで注意喚起していたので紹介します。
「ホスピタルダイエット」などと称されるタイ製の向精神薬等を含有する無承認無許可医薬品による健康被害事例について
ダイエット目的の処方薬として個人輸入されていることが疑われる「ホスピタルダイエット」などと称される製品については、下記のとおり医薬品成分が検出されており、複数の都道府県から健康被害の事例が公表されております。
健康被害が発生するおそれがあるため、このような製品を入手して服用しないで下さい。また、服用により体調異常が現れた場合には、直ちに服用を中止し、医療機関へ受診するとともに、最寄りの保健所にお申し出下さい。
当該品は、購入希望者がインターネットのホームページ等を利用して、身長、体重等を知らせ、海外の病院が処方したものを購入するダイエット薬とされており、主に個人輸入により入手されています。なお、これらの製品には向精神薬が含有されている場合があり、そのような製品についてはインターネット等により注文する個人輸入であっても、麻薬及び向精神薬取締法で禁じられております。
(出典:厚生労働省)
平成28年2月18日 千葉県発表
製品名: ホスピタルダイエット
形状: カプセル及び錠剤
(1) 緑と白のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(2) うすだいだい色の錠剤(CHINTAの刻印あり)(ビサコジル、ジオクチルスルホサクシネートが検出されたもの)
(3) 茶と灰色のカプセル(シブトラミン、フルオキセチンが検出されたもの)
(4) 緑色のカプセル(フルオキセチンが検出されたもの)
(5) 白色の錠剤(甲状腺ホルモンが検出されたもの)
(6) 緑と黄色のカプセル(フルオキセチンが検出されたもの)
(7) 黄色の錠剤(クロルフェニラミンが検出されたもの)
(8) 紫色の錠剤(甲状腺ホルモンが検出されたもの)
健康被害(疑い):排尿困難、意識もうろう、手足の震え等1例
平成24年12月17日 北九州市発表
製品名: 不明
形状: 錠剤及びカプセル
(1) 白色の錠剤(フロセミドが検出されたもの)
(2) ベージュ色の錠剤(ビサコジル、ジオクチルスルホサクシネートが検出されたもの)
(3) 薄ピンク色の錠剤(クロルフェニラミンが検出されたもの)
(4) 濃ピンク色の錠剤(不検出)
(5) 紺色と白色のカプセル(シブトラミン、フルオキセチンが検出されたもの)
(6) 青色と水色のカプセル(フルオキセチンが検出されたもの)
(7) カーキ色とクリーム色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)
健康被害(疑い):幻覚、幻聴1例
平成24年12月6日 岡山市発表
製品名: 不明
形状: 錠剤及びカプセル
(1) 青色の錠剤(クロルフェニラミンが検出されたもの)
(2) 緑色の錠剤(不検出)
(3) 緑色の錠剤(小)(ビサコジルが検出されたもの)
(4) オレンジ色の錠剤(フロセミドが検出されたもの)
(5) 茶色の錠剤(甲状腺末が検出されたもの)
(6) あずき色と白色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(7) 白色の錠剤(ビサコジルが検出されたもの)
健康被害(疑い):腹痛、嘔気(嘔吐)1例
平成24年10月22日 埼玉県発表
製品名: 「MDクリニックダイエット」と称して販売されているもの
形状: カプセル又は錠剤
(1) 緑色/白色カプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(2) 赤色錠剤(割線あり)(プロプラノロールが検出されたもの)
(3) 水色/白色カプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(4) 桃色錠剤(糖衣)(甲状腺末が検出されたもの)
(5) 桃色錠剤(割線、刻印あり)(クロルフェニラミンが検出されたもの)
(6) 肌色錠剤(刻印あり)(ビサコジルとジオクチルスルホサクシネートが検出されたもの)
健康被害(疑い):発汗、動悸、息切れ、胃部不快感1例
平成23年7月7日 東京都発表
製品名: 「MDクリニックダイエット」と称される製品
形状: 錠剤及びカプセル
(1) 赤色と白色のカプセル(P15の印字)(シブトラミン、フルオキセチンが検出されたもの)
(2) 赤色の錠剤(プロプラノロールが検出されたもの)
(3) 青色と水色のカプセル(フルオキセチンが検出されたもの)
(4) ピンク色の錠剤(甲状腺末が検出されたもの)
(5) 緑色の錠剤(クロルフェニラミンが検出されたもの)
(6) 橙色の錠剤(CHINTAの刻印)(ビサコジル、ジオクチルスルホサクシネートが検出されたもの)
健康被害(疑い):死亡(因果関係は明らかではない)1例
平成23年6月15日 埼玉県発表
製品名: 「MDクリニックダイエット」と称して販売されているもの
形状: 錠剤及びカプセル
(1) 白色の錠剤 (フロセミドが検出されたもの)
(2) 濃青色と透明のカプセル(シブトラミンとフルオキセチンが検出されたもの)
(3) 桃色の錠剤(不検出)
(4) 薄緑色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(5) 濃緑色の錠剤(クロルフェニラミンが検出されたもの)
(6) 薄緑色の錠剤(クロルフェニラミンが検出されたもの)
(7) 肌色の錠剤(ビサコジルとジオクチルスルホサクシネートが検出されたもの)
健康被害(疑い):目のけいれん、ふらつき感1例
平成22年12月13日 藤沢市発表
製品名: 「MDクリニックダイエット」と称して販売されているもの
形状: 錠剤及びカプセル
(1) 白色と赤色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(2) 緑色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(3) 濃桃色の錠剤(甲状腺末が検出されたもの)
(4) 薄橙色の錠剤(アルファベット刻印)(DSS(ジオクチルスルホサクシネート)が検出されたもの)
(5) 薄桃色の錠剤(クロルフェニラミンが検出されたもの)
(6) 青色と水色のカプセル(フルオキセチンが検出されたもの)
健康被害(疑い):動悸、嘔吐、息切れ、歩行困難、食欲不振、意識障害、薬剤性甲状腺機能低下症1例
平成21年10月23日 東京都発表
製品名: 不明(「MDクリニックダイエット」と称して販売されているもの)
形状: 錠剤及びカプセル
(1) 青色と透明のカプセル(シブトラミン、フルオキセチンが検出されたもの)
(2) 白色の錠剤(フロセミドが検出されたもの)
(3) ピンク色の錠剤(甲状腺末が検出されたもの)
(4) クリーム色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(5) 青色と薄い青色のカプセル(フルオキセチンが検出されたもの)
(6) ベージュ色の錠剤(ビサコジルが検出されたもの)
(7) 桃色の錠剤(クロルフェニラミンが検出されたもの)
健康被害(疑い):死亡(因果関係は明らかではない)1例
平成21年10月 東京大学法医学教室
製品名: ホスピタルダイエット
形状: 錠剤7種
(1) 緑色の錠剤(クロルフェニラミン)
(2) 薄茶色の錠剤(ビサコジル)
(3) 緑色のカプセル(シブトラミン)
(4) ピンク色の錠剤(甲状腺ホルモン)
(5) 青色と白色のカプセル(シブトラミン)
(6) 青色の錠剤(アスコルビン酸)
(7) 水色の錠剤(ヒドロクロロチアジド)
健康被害(疑い): 偽性バーター症候群による不整脈又は呼吸器麻痺(死亡) 1例
偽性バーター症候群の初期症状:下痢、嘔吐、脱水症状、手足のだるさ、しびれ等
平成21年9月16日前橋市発表
製品名: MDクリニックダイエット
形状: 錠剤及びカプセル
(1) 水色の錠剤
(2) 緑色と灰色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(3) 水色と白色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(4) ピンク色の錠剤
(5) 薄オレンジ色の錠剤
(6) 緑色の錠剤
健康被害(疑い): 食欲不振、吐き気、めまい、頻脈、発汗等 1例
平成20年3月11日京都府発表
製品名: 不明
形状: カプセル
(1) 黄色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(2) 緑色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)健康被害(疑い): 口の渇き、めまい、ふらつき 等 1例
平成19年11月21日横浜市発表
製品名: 不明(「ホスピタルダイエット」などと称して販売されているもの)
形状: 錠剤及びカプセル
(1) 肌色の錠剤(フロセミドが検出されたもの)
(2) 薄茶色の錠剤(甲状腺末が検出されたもの)
(3) 水色の錠剤(甲状腺末が検出されたもの)
(4) 黄色と茶色のカプセル剤(フルオキセチンが検出されたもの)
(5) 紫色の錠剤(ビサコジルが検出されたもの)
(6) 緑色と灰色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)健康被害(疑い): 微熱、動悸、体重減少、甲状腺機能亢進症 等 1例
平成19年6月1日名古屋市発表
製品名: MDクリニックダイエット
形状: 錠剤及びカプセル
(1) 薄緑と灰色のカプセル剤(シブトラミンが検出されたもの)
(2) 水色の錠剤(ヒドロクロロチアジドが検出されたもの)
(3) ピンク色の錠剤
(4) 水色と白色のカプセル剤(シブトラミンが検出されたもの)
(5) 緑色の錠剤
(6) 薄オレンジ色の錠剤(ビサコジルが検出されたもの)
健康被害(疑い): 動悸、発汗、めまい等 1例
平成18年6月1日宮城県発表
製品名: ヤンヒーダイエット
形状: 錠剤及びカプセル(詳細な外観、成分及び正規品かどうかは不明)健康被害(疑い): 甲状腺機能亢進症、手のふるえ、焦燥感 1例
平成17年9月21日及び10月6日目黒区発表
製品名: ヤンヒーホスピタルダイエット
形状: 錠剤及びカプセル
(1) 水色と白色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(2) 水色の錠剤(ヒドロクロロチアジドが検出されたもの)
(3) 黄褐色の錠剤(甲状腺ホルモンが検出されたもの)
(4) 白色の錠剤(ビサコジルが検出されたもの)
(5) 黄色と茶色のカプセル(フルオキセチンが検出されたもの)
(6) 薄茶色の錠剤(甲状腺ホルモンが検出されたもの)健康被害(疑い): 甲状腺機能障害、動悸、胸痛、口渇等 1例
平成17年9月1日神奈川県発表
製品名: 不明
形状: 錠剤及びカプセル
(1) 桃色の錠剤(ビサコジルが検出されたもの)
(2) 黄緑色の錠剤(ビサコジルが検出されたもの)
(3) 黄褐色の錠剤(乾燥甲状腺が検出されたもの)
(4) 水色の錠剤(ヒドロクロロチアジドが検出されたもの)
(5) 薄茶色の錠剤(乾燥甲状腺が検出されたもの)
(6) 黄色と茶色のカプセル(フルオキセチンが検出されたもの)
(7) 青色の錠剤(ジアゼパムが検出されたもの)
(8) 茶色と灰色のカプセル(フェンテルミンが検出されたもの)
健康被害:急性心不全(死亡) 1例
平成15年9月1日広島県発表
製品名: 「ホスピタルダイエット」又は「ドクターダイエット」と称して販売されたもの
形状: 各種錠剤・カプセルが数個ずつポリ袋に入れられている
(1) 肌色の錠剤 (ヒドロクロロチアジドが検出されたもの)
(2) 白色のカプセル (シブトラミンが検出されたもの)
(3) 黄色の錠剤 (アセトアミノフェン、マレイン酸クロルフェニラミンが検出されたもの)
(4) 紺色の錠剤 (アスコルビン酸が検出されたもの)
(5) 橙色の錠剤 (ビサコジルが検出されたもの)
健康被害(疑い):頭痛、嘔吐、動悸、発汗等。医療機関へ緊急搬送された。1例
平成15年8月21日及び11月12日兵庫県発表
製品名: 「ホスピタルダイエット」及び「ニューホスピ」と称して販売されたもの
形状: 各種錠剤・カプセルが数個ずつポリ袋に入れられている
(1) 茶色と灰色のカプセル(フェンテルミンが検出されたもの)
(2) 黄色と灰色のカプセル(マジンドールが検出されたもの)
(3) 黄色の錠剤(ジアゼパム、マレイン酸クロルフェニラミンが検出されたもの)
(4) 水色の錠剤(ジアゼパムが検出されたもの)
(5) ショッキングピンクの錠剤(甲状腺ホルモンが検出されたもの)
(6) オレンジ色の錠剤(ビサコジルが検出されたもの)
(7) 肌色の錠剤(ビサコジルが検出されたもの)
(8) 水色の菱形錠剤(ヒドロクロロチアジドが検出されたもの)
(9) 青色の錠剤(甲状腺ホルモンが検出されたもの)
(10) ショッキングピンクの錠剤(ビサコジルが検出されたもの)
健康被害: 振戦、甲状腺機能亢進等 1例
平成14年12月27日、平成15年1月27日及び5月27日香川県発表
製品名: ホスピタルダイエット 3a5
形状: 各種錠剤・カプセルが1週間分としてセットされている
(1) 黄色小粒の錠剤7個入り(ビサコジルが検出されたもの)
(2) 白色小粒の錠剤14個入り(フェノバルビタールが検出されたもの)
(3) 紺白色のカプセル7個入り(シブトラミンが検出されたもの)
(4) 水色中粒の錠剤7個入り(ヒドロクロロチアジドが検出されたもの)
(5) 青色中粒の錠剤7個入り
健康被害(疑い):中毒性表皮壊死剥離症及び肝機能障害。重篤な状態で入院。1例
薬の種類
参考として掲載されていた薬です。
ジアゼパム(第3種向精神薬)
・国内では医薬品としての承認があります。
・適応:神経症における不安・緊張・抑うつ、うつ病における不安・緊張等)
・作用:馴化、鎮静作用、抗痙攣作用等副作用:薬物依存、刺激興奮、錯乱 等
フェノバルビタール(第3種向精神薬)
・国内では医薬品としての承認があります。
・適応:不眠症、不安緊張状態の鎮静、てんかんのけいれん発作等)
・作用:催眠・鎮静作用、抗けいれん作用等
・副作用:皮膚障害、肝機能障害、腎障害、眠気、眩暈、頭痛、食欲不振 等
(連用により薬物依存を生じることがある。)
フェンテルミン(第3種向精神薬)
・海外では医薬品としての承認があります(国内は未承認)。
・適応:肥満症の治療
・作用:食欲抑制作用
・副作用:薬物依存 等
マジンドール(第3種向精神薬)
・国内では医薬品としての承認があります。
・適応:食事療法及び運動療法の効果が不十分な高度肥満症における食事療法及び運動療法の補助
・作用:食欲抑制作用等
・副作用:薬物依存、口渇、便秘 等
アスコルビン酸
・国内では医薬品としての承認があります。
・適応:ビタミンC欠乏症の予防及び治療等
・作用:抗酸化作用等
・副作用:悪心・嘔吐、下痢 等
アセトアミノフェン
・国内では医薬品としての承認があります。
・適応:頭痛、耳痛、症候性神経痛等
・作用:解熱鎮痛作用
・副作用:ショック、チアノーゼ 等
シブトラミン
・海外では医薬品としての承認があります(国内は未承認)。
・適応:肥満症の治療
・作用:中枢性食欲抑制作用
・副作用:血圧上昇、心拍数増加、頭痛、口渇、便秘、鼻炎 等
ビサコジル
・国内では医薬品としての承認があります。
・適応:便秘症等
・作用:大腸のぜん動運動促進作用等
・副作用:過敏症状、腹部不快感 等
ヒドロクロロチアジド
・国内では医薬品としての承認があります。
・適応:高血圧、心性浮腫等
・作用:降圧作用、利尿作用
・副作用:食欲不振、悪心・嘔吐、腹部不快感、脱力感、低カリウム血症 等
マレイン酸クロルフェニラミン
・国内では医薬品としての承認があります。
・適応:じん麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒等
・作用:抗ヒスタミン作用
・副作用:過敏症、眠気 等
甲状腺ホルモン(甲状腺末)
・乾燥甲状腺として、国内では医薬品としての承認があります。
・適応:甲状腺機能低下症、クレチン病、甲状腺腫等
・作用:甲状腺ホルモン作用
・副作用:狭心症、ショック、うっ血性心不全 等
フルオキセチン
・海外では医薬品としての承認があります。
・適応:うつ病、うつ症状
・作用:抗うつ作用 等
・副作用:倦怠感、頭痛、めまい、腹痛、口渇、食欲不振、睡眠障害 等
ジオクチルスルホサクシネート
・国内では類似の成分について、医薬品として承認があります。
・適応:便秘症等
・作用:浸潤性下剤(軟化剤)
・副作用:腹痛、下痢 等
プロプラノロール
・国内では医薬品としての承認があります。
・適応:高血圧、狭心症、不整脈
・作用:降圧作用 等
・副作用:徐脈、めまい、ふらつき、手足の冷え 等
フロセミド
・国内では医薬品としての承認があります。
・適応:高血圧、心性浮腫等
・作用:利尿作用、降圧作用
・副作用:ショック、食欲不振、悪心・嘔吐、めまい、低カリウム血症 等
クロルフェニラミン
・国内では医薬品としての承認があります。
・適応:じん麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒等
・作用:抗ヒスタミン作用
・副作用:過敏症、眠気 等
痩せたいのは、キレイにみえたり健康になったりして、もっと人生が楽しくなると信じるから。調べてみて、痩せたいのにやせないからといって安易にやせ薬に手を出すのは命の危険を伴うかもしれないと学びました。
ダイエットを目的に服用中の方は専門医に相談することをおすすめします。
(日々つむ編集部)
目次でサクッとおさらい
- 1 「ホスピタルダイエット」などと称されるタイ製の向精神薬等を含有する無承認無許可医薬品による健康被害事例について
- 1.1 平成28年2月18日 千葉県発表
- 1.2 平成24年12月17日 北九州市発表
- 1.3 平成24年12月6日 岡山市発表
- 1.4 平成24年10月22日 埼玉県発表
- 1.5 平成23年7月7日 東京都発表
- 1.6 平成23年6月15日 埼玉県発表
- 1.7 平成22年12月13日 藤沢市発表
- 1.8 平成21年10月23日 東京都発表
- 1.9 平成21年10月 東京大学法医学教室
- 1.10 平成21年9月16日前橋市発表
- 1.11 平成20年3月11日京都府発表
- 1.12 平成19年11月21日横浜市発表
- 1.13 平成19年6月1日名古屋市発表
- 1.14 平成18年6月1日宮城県発表
- 1.15 平成17年9月21日及び10月6日目黒区発表
- 1.16 平成17年9月1日神奈川県発表
- 1.17 平成15年9月1日広島県発表
- 1.18 平成15年8月21日及び11月12日兵庫県発表
- 1.19 平成14年12月27日、平成15年1月27日及び5月27日香川県発表
- 2 薬の種類